約 2,252,993 件
https://w.atwiki.jp/toruneko3/pages/174.html
参考:トルネコの大冒険3アドバンス PS2版との違い 参考:ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - アットウィキ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50014.html
登録日:2021/12/17 Fri 20 31 57 更新日:2023/09/16 Sat 21 44 17NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 GBA PS2 エニックス ゲーム ゲームボーイアドバンス スクウェア・エニックス スピンオフ チュンソフト トルネコ トルネコの大冒険 トルネコの大冒険3 ドラクエ ドラゴンクエスト ポポロ ローグライク 上級者向け 不思議のダンジョン 異世界の迷宮 高難易度 概要 2002年10月31日にチュンソフトより開発され、エニックスから発売された、PlayStation2専用ローグライクゲームにしてトルネコの大冒険シリーズの三作目。 2004年6月24日にはゲームボーイアドバンスの移植版が発売された(こちらは合併後のスクウェア・エニックス発売)。 今作では新たな試みとして、ローグライクゲームとしては異例のレベル継続制を採用(一部ダンジョンを除く)。他にもトルネコの他に、新たなプレイアブルキャラとして息子であるポポロが参戦。ポポロは敵モンスターを仲間にできるという能力を持っている。 またドラクエ本編のようにフィールドを設け、街やダンジョンなどの施設があるほか歩き回っていると専用ダンジョンが現れるという方式も採られている。 …なのだが、この作品は不思議のダンジョンシリーズ全般においてもかなりの高難易度で、賛否両論を巻き起こしている(余談を参照)。 あらすじ 前作でトルネコが邪悪な箱を倒してから6年半が経ったある日のこと。 ポポロの12歳の誕生日祝いとして南の島へバカンスに出かけたトルネコ一家。 だが島へ向かう最中、船は嵐に巻き込まれ、一家は遭難してしまう。 気がつくとそこはバリナボ島のバリナボ村。だがポポロだけは一向に目覚めないままだった。 それと同時に、村の神像が倒れてしまった話を聞く。 この謎を突き止めるべく、トルネコはまたもや冒険の旅に出発するのであった… 主な登場人物 トルネコ ダブル主人公制の今作ではポポロと共に主人公を務める。何度やられても、めげずにダンジョンに挑戦するガッツは今作でも健在。 ポポロ ストーリーを進めると操作可能になる、トルネコの一人息子にしてもう一人の主人公。クリア後はポポロとトルネコを自由に切り替えることができる。 モンスターを仲間にする才能を秘めているらしく、トルネコとはまた違った旅を楽しめる。 ネネ トルネコの奥さん。ぶっちゃけそこまでストーリーに深くは関わらない。 イネス バリナボ村族長の孫で、ロサの姉。トルネコ編の途中までNPCとしてついて行くことになる。ダンジョン内ではホイミやイオといった呪文でトルネコをサポートしてくれる。 ロサ バリナボ村族長の孫で、イネスの弟。 イネスと同じく途中までNPCとしてトルネコと同行するのだが、宝物と称してガラクタを押し付け、アイテム欄の半分を圧迫させるわ、かといってそれらを処分するとトルネコに殴りかかってくるわと、彼を同行させた場合かなり難易度が跳ね上がる。 イネス・ロサ両方とも彼らが倒れた時点で冒険失敗になる点には要注意。 グレートバレイナ国王 グレートバレイナ城を治める王様。 訪れた当初は王妃のことで頭がいっぱいで、トルネコは彼の悩みを解決することになる。 占いババ グレートバレイナ島北部にある小屋に、助手のコロマージと共に暮らしている占い師兼薬剤師。 王妃とポポロのための薬を調合することになる。 プチットの村の族長 クリア後に行けるようになるプチットの村を治めている。 囚われの身となった村人の救出をトルネコとポポロに依頼し、村人全員を救出すると新たなダンジョンを開放してくれる。 システム 「印」の概念 シレン2で初登場した、装備の合成システム。 特定の装備品が持つ特殊能力を他の装備に移すというのは同じだが、印数というあらかじめ決められたスロット分のみ移すことができる。このため無計画な合成はしないようにしよう。 印によっては同じ印の重複で効果が倍増するものもあり、特に種族特攻の印は重ねがけで絶大な効果を発揮する。 異種合成 こちらもシレン2からの逆輸入。 装備品に指輪や杖などの別の道具を合成するシステムで、基本的に特定の手段でしか実行できない。今作ではバブリン系のモンスター(シレンでいうマゼルン系)にアイテムを飲みこませて行う。 白紙の巻物を装備品に異種合成することで、印数を増やすこともできる。 指輪の合成 武器や盾のみならず指輪も複数の効果を持つものを作成可能。これで透視+ハラヘラズなどの強力かつ便利な指輪だって作れちゃう。シレンとは違って壊れたりしないので安心。 アイテムの祝福・呪いシステム シレンGB2から逆輸入。 アイテムが祝福されていると、効果が倍増するなどの恩恵を受けられる。同時に呪いも装備品のみならずアイテムにまで拡大。こちらは使用が不可能になってしまう。また、呪われた装備品も特殊能力を発揮しなくなった。 ダンジョン内の石像 シレン2にあった土偶をドラクエの世界観に合わせて逆輸入。 石像がある部屋にいると、同じ部屋にいるキャラクター全員に何かしらの効果をもたらす。 種類も倒した敵が必ずパンを落とすパンの石像、一定のターンで部屋にいる全員を眠らせるラリホーの石像など様々。 数回攻撃すれば壊すことができる。トルネコの場合は押して移動させることが可能(PS2版のみ)。 仲間モンスターシステム 今作最大の目玉要素。 ポポロを操作している時は、直接攻撃で敵を倒した時に確率で仲間になることがある。仲間になる確率や種類はポポロのレベルや装備している爪の種類に依存する。 同時に10匹まで連れ歩くことができ、それぞれに作戦を出すこともできる。 仲間の成長タイプもまちまちで、全体的な能力の伸びがいい「普通・早熟」、レベルアップに莫大な経験値を要するがその分攻撃力の成長がすこぶる高い「攻撃・特殊」など多種多様。 一部を除き、仲間になっても爆発により即死してしまう点には要注意。 ただしポポロの立ち回りはトルネコよりも難しく、 トルネコ用の武器は装備できない 盾も装備できない(常に防御力0の状態) 矢を放てない 巻物が読めず、白紙の巻物に書き込むのも不可能 石像が押せないが、敵を撒きやすい(PS2版のみ) …と、かなりクセが強い。特に盾を装備できないのはかなり痛く、被ダメージの大半は仲間に負担させてもらう形となる。 バリナボチャレンジモード ストーリークリア後に挑めるようになるハードモード。 このモードの特徴はなんと、途中で死んだらストーリーの最初からやり直しという、とてつもなくシビアなもの。パズルダンジョンで失敗しようがクリア後ダンジョンで不慮の事故に遭おうが問答無用で最初からとなる。更に世界樹の葉も床落ちしておらず、常に厳しい戦いを強いられる。 GBA版の主な変更点・追加点 エクストラモードの追加 セーブデータを1枠使用し、専用ダンジョンに挑戦できる。用意されているものは本編ダンジョンの簡略化バージョン 完全新規ダンジョンの計4種類。 トルネコ(イネス、ロサ同伴可能)かポポロのどちらかで挑戦できる。 クリアしても記録に残ることはなく、アイテムや仲間モンスターの持ち帰りはできない。 特殊モンスターハウスの追加 シレンでお馴染みの悪夢がトルネコシリーズにもついに登場! あるテーマに沿ったモンスターが階層関係なく同時に出現するので、序盤で出現したら死まっしぐらだが、ポポロにとっては同時にレアなモンスターを仲間にできる大チャンス。上手くいけばダースドラゴンなどの特定ダンジョン限定モンスターを他のダンジョンでも仲間にできる。 この他に、 ダンジョンの広さが縮小され、従来と同程度になった。 トルネコは石像を押せなくなり、ポポロは敵を撒きやすい能力が失われた。 モンスターにスライムナイト、メタルライダー、フレイム、ブリザードが追加された。なお肝心の仲間になった時の性能は… アイテム交換が廃止された。 倉庫に預けたアイテムが壺に入れたものも個数にカウントされるようになり、上限が実質減った。 カジノが簡略化され、モンスター闘技場1つのみになった。 バリナボチャレンジモードでリレミトの巻物が入手不可能になった。 など、PS2版よりも全体的に難しめになっている。 モンスター 前作トルネコ2に登場していたモンスターの一部が凶悪化している。前作でも猛威を奮ったダースドラゴン、バーサーカー、ドッグスナイパー、ゴールデンスライムは今作でも相変わらずの脅威。 当然今作初参戦のモンスターもそれらに負けず劣らずの脅威。 前作から超強化されたモンスター マドハンド、ブラッドハンド 今までの足元を掴む能力やうごくせきぞう(又はだいまじん)を召喚する能力に加え、そばにあるアイテムを投げつけたり、殆どの飛び道具をかわす厄介な能力を獲得。ブラッドハンドはこれに加えこちらを引き寄せて来るのでたまったものではない。 ようじゅつし ランダム効果をもたらすようじゅつしの杖に加え、今作ではピオリムの杖やイカリの杖を別の敵モンスターに向けて振る。いわばカンガルーポジションにあたるのだが、これにより次々と敵が強化されていってしまう。幸いPS2版ならこちらの視界内でしか行わない。 …だったのがGBA版はこちらの見えない所でもなりふり構わず杖を振るようになってしまい、より凶悪化。よって、1ターンあたり計160ダメージを叩き出すフロアホーミングの炎を吐くオオイカリダースドラゴンとかいうトンデモ砲台をPS2版よりも容易く作ってしまうことも。 ひとくいばこ 前作はミミックの上位種でそれ以上でもそれ以下でもなく、特に変わり映えはなかったが、今作では文字通り大化け。アイテムに擬態し、使った時に奇襲してくるという個性を獲得。 更に困ったことにフロア移動しても正体を表すことはない。 そのため、 ピンチの時に巻物を使おうとしたらひとくいばこだった 世界樹の葉で復活しようと思ったらひとくいばこで復活できなかった 餓死寸前に食べようとしたパンがひとくいばこでそのまま飢え死に なんてことも… 今作初参戦のモンスター ランガー DQ7より参戦。倍速1回行動をするほか、固定25ダメージを与えるムーンサルトに加え巻物や杖の効果を無効化してしまう厄介なモンスター。 異世界の迷宮にしか登場せず、コイツと出現フロアが共通している下記のキラープラスターとデスマシーンを総称して魔窟三強なんて呼ばれたりしている。その分三強を仲間にした時はかなり強力なポテンシャルを発揮してくれる。 キラープラスター 同じくDQ7より参戦。こちらを見つけたらひっきりなしにルカナンを唱えてくる。その様子からついたあだ名は「ルカナン厨」。その為他の高火力モンスターと同時に現れたら非常に危険。またランガーと同様に杖などを無効化してくる。 ちなみに下位種のどぐう戦士(*1)は魔法無効の代わりにバイキルトを唱えてくる、別の方面で厄介なモンスター。 デスマシーン これまたDQ7からの参戦。原作ではボス扱いされていたが、こちらでは普通に出現する。 高い攻撃力に加え、こちらを封印状態にしてきたり、痛恨を放ってきたり、スカラでタフになったりと搦め手に秀でている。 他の魔窟三強とは違い杖等の類が有効なのはまだ救いか。 + ネタバレ注意! ヘルジャスティス 過去に世界を邪悪な霧で包み込もうとした、本作のラスボス。一応オリジナルキャラだが、外観はタイムマスターにそっくり。 暗黒の間の2階におり、そこで死闘が繰り広げられる。 トルネコとポポロの両方で2回戦うことになる。トルネコの場合は取り巻きとしてドラゴンを4体連れている。 当然杖や巻物、爆発などは効かず、武器を投げつけて固定50ダメージを与えてきたり、トルネコの場合はドラゴンと共に袋叩きにされてしまい、ポポロの場合だと仲間を洗脳させて同士討ちを狙ってくる、ラスボスに相応しい強さ。 …と言いたいところだが、実は彼、ラスボスの癖してぶっちゃけ弱い。それどころか、あの魔蝕虫と同程度かそれ以下の弱さとも言われている。 トルネコの場合はドラゴンをどうにかすれば何とかなるし、そのドラゴンは身代わりの杖+鉄化の種といったアイテムを駆使することで撃破はそこまで難しくはない。ポポロの場合も洗脳は同時に1体までなので団体戦に持ち込めば心配なし。おおめだまの同伴は避けるべきだが。 更にステータスの大半も道中の雑魚に毛が生えた程度でそこまで脅威ではない。そして2戦目に入るとステータス全てが弱体化する。 もっと言うと、彼は直接攻撃しかダメージソースがないため、聖域の巻物を敷くだけで完封できてしまう(トルネコの時は先にドラゴンを倒す必要がある)。 過去作のラスボスは取り巻きが強かったり、搦め手で聖域の価値観を薄めたり、そもそも巻物自体が使えないなど、あらゆる方法で聖域を潰してきたが、コイツにはそれもない。 他にもザオラルの巻物(*2)を床一面に敷けばまず負けなくなる。 極め付けは聖域の巻物の上に乗せればラスボスなのに即死する。それも巻物だけ入った保存の壺を直接投げるだけ。この方法を使えば取り巻きのドラゴンも無視が可能。 一応前作ラスボスの「邪悪な箱」も聖域の上に乗せれば即死するが、非常に手間がかかるため普通に戦って倒した方が早い。寧ろ邪悪な箱の方がよっぽど苦戦する。 このように、ローグライク史上最も情けないラスボスとして知られている。 ジャスティス兄 そんなヘルジャスティスの兄にあたるのがこのモンスター。クリア後ダンジョンに登場し、何体も出現してくる。 違いは爆発が効くこととステータスぐらいだが、当然他の強豪モンスターと同時に出現する。更に弟も使用した攻撃や魔法無効体質をそのままに、ステータスもレベルが上がるにつれてバカにならなくなるため、弟よりもよっぽど強い。 ポポロでは仲間にすることも可能。敵として登場した時と同じく非常に強いが育成には莫大な経験値を要する上、魔法無効体質なのでドーピングも容易ではない。 ちなみに性格はというと魔族とは思えないほどフレンドリーで謙虚。弟の愚挙を詫びポポロを気遣うなど非常によくできた兄である。 ダンジョン ☆クリア前ダンジョン 謎のほら穴…いわばチュートリアルダンジョン。 いざないの洞くつ…神々のほこらの分岐の1つから行くことになる。 南海の地下道…ここまで海底の家までの道中。 ここで枝分かれ。 ☆トルネコ編(クリア後はポポロでも挑戦可能) さんご礁の神殿・広間…神殿の小部屋までの道中。 さんご礁の神殿・回廊…神殿の小部屋にある扉を開けるために潜る。 海底山地・ふもと ・海底山地・山頂部…ここまで海竜の灯台までの道中。 海竜島の遺跡…海竜の灯台に聖火を灯すために潜る。 灯台の地下室 ・遺跡の大空洞・南 ・遺跡の大空洞・北…ここまでグレートバレイナ島までの道中。 山脈の尾根…グレートバレイナ王の悩みを解決するべく潜る。 ☆ポポロ編(クリア後はトルネコでも挑戦可能) 神々の道…海底の家が閉鎖されていたため、神々のほこらのもう一方の分岐から行くことになる。 試練の道…ここまでマダム・グラコスのバザーまでの道中。 密林の墓場…密林島までの道中。 密林島の発掘場…ここまでグレートバレイナ島までの道中。 ここからは共通。 邪悪な風穴 ・暗黒の間…ここまでヘルジャスティスが佇む部屋への道中。ここの2階でヘルジャスティスとの決戦となる。 密林島のほら穴…密林島でエンカウントする。 バレイナのほら穴…コスタリベラおよび占いババの家の周辺でエンカウントする。 賢者のほら穴・仙人のほら穴 (持ち込み不可・レベル1から) トルネコの時のみ出現。 賢者のほら穴は海竜島、仙人のほら穴はグレートバレイナ島北東部を歩いていると出現する。 それぞれがパズルダンジョンとなっている。シレンでいうフェイの問題をイメージすると分かりやすい。 賢者のほら穴は全69問、仙人のほら穴は全30問となっており、仙人のほら穴の問題の方が難しめ。一部の問題は仕様の違いによりPS2版とGBA版とでは違う。 PS2版のみアイテムを持ち帰ることができる。 いけにえのほら穴 (4階 持ち込み不可・レベル1から) 邪悪な風穴の付近にある紫色の沼地を歩いていると出現する。 4階までしかなく、出るモンスターもゾンビ系とマドハンド系しかいない。加えて落ちている物もザキの杖やモノカの杖など貴重なものばかりだが… このダンジョンの真の恐ろしさは敵のアイテム投げつけで即死のリスクが常に付きまとうことだろう。なのでくさったしたいやマドハンドなどから火炎草、ザキの杖、とじこめの壺を喰らって即死は日常茶飯事。 特にマドハンド系はこちらの足元を掴んで移動を封じてくるので非常に迷惑。 基本は逃げがメインだが、ポポロの場合だとモンスターを仲間にできることがあるので多少は楽。 つまり仲間がいる→投げつける対象が複数いる→生存率が上がる、という事だ。 ただしここでは爪の類を一切入手出来ないので仲間にできたらラッキー程度。 無事4階まで降りると鍵が手に入るが、相当な試行回数を重ねないとそこまで辿り着けないだろう。 ☆クリア後ダンジョン プチットの村から行けるダンジョン 封印の洞くつ (99階 持ち込み10個まで・レベル1から) ヘルジャスティスに捕われたプチットの村の住民を救うために入るダンジョン。恐らくクリア後で一番最初に入る人は多いだろう。 村人は7〜8階の間、15〜16階の間、20〜21の階間、25〜26階の間に捕らえられている。 要は前作までの不思議のダンジョンポジションなのだが、アイテム持ち込みが前提のバランスなため、かなり難しい。村人と一緒に帰れるのでこれ以降が無理だと思ったら一緒に帰ろう。 ポポロならモンスターを連れて行くのも可能なので、序盤は強い仲間に雑魚を蹴散らさせてもらうと楽。 下層に行けば必中の剣やクロウアンドレアといったレアアイテムが発掘できるが、確率はかなり低い。とはいえただ闇雲に発掘するのでは意味はなく、特定の階層にそれらは眠っている。99階は他の階と比べ、発掘品が多い傾向にある模様。 村人を全員救出すると新たに不思議の宝物庫とまぼろしの洞くつに行けるようになる。 異世界の迷宮 (99階 持ち込み不可・レベル1から) 前作までのもっと不思議のダンジョンポジション…なのだが、このダンジョン、トルネコシリーズはおろか、シレン等を含めた不思議のダンジョンシリーズ全般において最難関レベルのもっと不思議ともっぱらの評判。 詳しくはリンク先へ。 不思議の宝物庫 (99階 持ち込み無制限・レベル継続) シリーズでも定番となった、持ち込みあり最強ダンジョン。 当然ながらモンスターは最初から強く、ワナや石像も半端無い為入れるようになった直後だとほぼ瞬殺されてしまい、苦労して手に入れた装備を失うはめになる。 自身や仲間のレベル、アイテムや装備などは万全の準備をした上で挑もう。 50階以降はゴールデンスライムやエビルエスターク、果てにはジャスティス兄といった強豪モンスターがレベルの高い状態でバンバン出るので手に負えない。 異種合成に必要な人材であるバブリン系統は基本ここと新界の試練でしか出現しない。 床落ちアイテムには期待できないが、ここでも発掘でレアアイテムを掘り出すことが可能。 まぼろしの洞くつ (99階 持ち込み不可・レベル1から) 敵を倒しても経験値が一切入らなく、仲間にもならない。 更にこちらが常にレベル1なのに対し、モンスターはどれも強者揃いなので全てのモンスターの攻撃でいとも容易く死ぬ。 とりわけ「逃げ」を徹底するのが鉄則。この点はシレンGB2の「壺の洞窟」に近い。ただあちらがとじこめの壺をメインに立ち回るのに対し、こちらは殆どの敵を一発で消し飛ばせる爆発の指輪がクリアに必須。寧ろこれがないとクリアは不可能に近い。 ただし必ず手に入るというわけではないので、なかなか揃わずに散っていくのも珍しくはない。 その他の床落ちアイテムも敵から逃げるのに便利なものが揃っている。ただポポロでは扱えないものが多めなのでトルネコの方が楽。一応PS2版なら敵を撒きやすいというメリットはあるが… なおこれら4つのダンジョンには前作同様鍵で開けられる部屋にレアアイテムが眠っている。 フィールドから行けるダンジョン 化石のほら穴 (3階 持ち込み無制限・レベル継続) ポポロの時のみ出現。 トルネコの賢者のほら穴の対となるダンジョン。 出るモンスターはかなり特殊で封印状態以外だとHP10未満の相手にしかダメージを与えられない 。 ただしコロマージだけは別で、1階に一度だけだがイオナズンを唱えてくるので要注意。 ここにはゴールドクロウとお金が埋まっているが、ポポロは大部屋の巻物が使えないのでトンネルの杖を使うかアリ系の仲間モンスターを連れて行こう。 魔物の巣 (12階 持ち込み無制限・レベル継続) クリア後に密林島に突如出現する。 ここの特徴は何と言っても最終フロア以外の全てのフロアにモンスターハウスが必ず登場することだろう。更にモンスターの組み合わせも特殊モンハウを彷彿とさせるものとなっている。 トルネコで向かうのもいいが、仲間モンスターを連れて行って集団戦に持ち込めるポポロの方が楽。 また、アイテムも雑草と少量のゴールドしか落ちていない。 ☆GBA版のエクストラモード限定ダンジョン 封印の試練 (30階) 本編の封印の洞くつの簡略化バージョン。本編のそれが持ち込み前提のバランスなのに対し、こちらは序盤の出現モンスターが調整されている。 異世界の試練 (50階) 本編の異世界の迷宮の簡略化バージョン。 まぼろしの試練 (50階) 本編のまぼろしの洞くつの簡略化バージョン。 新界の試練 (99階) 上3つが既存ダンジョンの簡略化バージョンなのに対し、こちらは完全新規ダンジョン。 異世界の迷宮をマイルドにした難易度で、出現モンスターはかなり優しめ。深層に進むほど強力なアイテムが拾える。中にはメタルキングの剣やクロウアンドレアといったレアアイテムも。異世界では不可能だった異種合成もここなら存分にできるが、惜しむらくはエクストラモードの性質上、クリアしてもアイテムを持ち帰れないところだろう。 余談 これまで言ってきたように、トルネコ3はとにかく難易度が高いことで知られている。 その一因がレベル継続制。これにより敵のステータスがレベル上げ前提のものとなってしまい、敵から得られる経験値も過去作と比べると少なめ。 また石像も妨害効果を持ったものが殆どで、そのどれも凶悪なものばかり。完全に有益なものは「インパスの石像」、「ゴールドの石像」、「パンの石像」の3種類のみ。特に前者2つは魔物の巣にしか登場せず、完全に意味をなさなくなっている。 また、ユーザーに不利な調整が多めで、前述の敵のバランスや石像は勿論のこと、その敵も強烈な個性を持ったものが多く、対処が困難になっているほか、ダンジョン内の店が売り買いに不便な仕様となっていたりする。 この他、グラフィックが3Dポリゴンになった弊害でゲームテンポがもっさりしていたり(*3)、新規モンスターの殆どがドラクエ7から初登場したものなど、難易度以外の批判点も多い。 なお、レベル継続制やゲームテンポについてはシレン3でも同じく賛否両論となっている。 レベル継続制については、しっかりとバランス調整がされた上でポケモン不思議のダンジョンシリーズでも採用されており、こちらは全体的に初心者にも優しい難易度となっている。 総じて上級者向けであり、初心者がまず初めにこれに手を出すのはあまりおすすめできない。まずはトルネコ2やシレン2などの難易度が易しめな作品からプレイして、不思議のダンジョンの立ち回りを理解してから挑むのがいいだろう。 ただ、これらの高難易度にやりがいを見いだすユーザーもかなりおり、封印の洞くつ素潜りや異世界の迷宮タイムアタックなど様々なプレイスタイルで本作を楽しみ、情報を共有するなど、上級者においてかなり中毒性の高い作品になっている。 この作品を最後に以降はトルネコの大冒険シリーズはリリースされていないが、本シリーズとはまた別にPS2に「少年ヤンガスと不思議のダンジョン」が発売されている。この作品はチュンソフトが開発には関わっていない。 追記・修正はバリナボチャレンジモードで異世界の迷宮をクリアしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 味が濃すぎる不朽の名作 -- 名無しさん (2021-12-17 20 57 41) シレンの頃に製作者側が「この手のゲームは理不尽さがどうしても抜けないので難易度以外の部分で不快感を出してはいけない」みたいな事言ってたけど、まさにそれをmダメな例 -- 名無しさん (2021-12-17 21 04 50) ↑まさにそれを『守らなかった典型的な』ダメな例 って書きたかった -- 名無しさん (2021-12-17 21 05 33) 初心者が手を出すべきでないってのはホントそう 何も知らずに手を出してしまった俺が通る -- 名無しさん (2021-12-17 22 53 36) 前作は腐るほどやったけどこっちは結局プレイすることから離れていっちゃったよ…… -- 名無しさん (2021-12-18 16 27 27) 俺は結構好きだったなぁ、特にポポロ編 -- 名無しさん (2021-12-21 18 38 24) まあ好きな人は好きなのは間違いない ただ大多数に売るべき作品としては失敗 -- 名無しさん (2021-12-22 19 15 28) この一作にとどまらず、調整の方向性が後に残っちゃったのも個人的には首を傾げたなあ…いつも苦戦させられた奴を悪用してニヤリとする機会が減少したのはもったいなかった -- 名無しさん (2021-12-22 20 27 44) 今まで→アスカ→トルネコ3 で難易度と理不尽さのインフレ化が凄まじい事になり、その後が色々曰く付きなシレン3やDS1な訳でなあ。到着点な意味で好きな人はハマるだろうが、挫折しても仕方あるまい -- 名無しさん (2021-12-22 20 43 49) このゲーム、長丁場すぎて集中力続かなくなるのが(間接的に)一番の死因だと思う。行動にちょっとの妥協も許されなくて、そのうえ最大限気をつけても理不尽死がつきまとう。でも代替のききにくい作品ではあってコアなファンがいるのもうなずける -- 名無しさん (2023-03-11 09 26 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/2966.html
トルネコの大冒険 メインキャラトルネコ 家族達 モンスター コメント 『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』は、1993年9月19日にスーパーファミコン用としてチュンソフトから発売されたゲームソフト。ジャンルはダンジョンRPG。ドラゴンクエストシリーズの外伝的作品である。 メインキャラ トルネコ ブニャット 技:きりさく(剣を振る)/まもる(盾)/さいみんじゅつ(ラリホーの杖)/ねこだまし(おびえの杖)/いばる(メダパニの杖)/でんげきは(いかずちの杖) 性別:♂ 持ち物:未定 性格:がんばりや 備考:未定 家族達 エネコロロ:ネネ リオル→ルカリオ:ポポロ モンスター <1> カラナクシ(ひがしのうみ):スライム コロモリorズバットorオンバット:ドラキー マグマッグ:おおなめくじ ゴースト:ゴースト コダック:ももんじゃ ムウマージ:まどうし チラチーノorジュナイパー:リリパット 飛び道具系の技(タネマシンガン等)必須 モロバレル:おばけきのこ どくのこな必須 ベロリンガ:スモールグール かげぶんしん必須 サマヨール:ミイラおとこ カゲボウズorヤブクロン:わらいぶくろ どろぼう必須 バルジーナ:キメラ スリーパー:きめんどうし シュバルゴ:さまようよろい ココロモリ:ベビーサタン ベトベター:くさったしたい メタング:はぐれメタル レジロック:うごくせきぞう ユキノオーorタイレーツ:イエティ 後者は集団行動から ゴローニャ:ばくだんいわ だいばくはつ必須 ゴルーグ:ゴーレム ジュペッタ:どろにんぎょう べトベトンorカメテテorディグダ:マドハンド 後者の特性はありじごく(逃がさないので) ゲンガー:シャドー コレクレー:ミミック ドサイドン:ギガンテス メタモンorゾロア:マネマネ ジバコイル:おおめだま ちょうおんぱorいばる(混乱攻撃)必須 ネンドール:ミステリードール アブソル:シルバーデビル ドクロッグ:アークデーモン 色違いボーマンダ:ドラゴン かえんほうしゃ必須 <2> モグリュー:いたずらもぐら ヨマワル:ゆうれい ドッコラー:おおきづち ブーバー:フレイム コータスorハヤシガメ:アイアンタートル のろい必須 ナゾノクサ:オニオーン オコリザル:バーサーカー あばれる必須 ガラガラ:がいこつ剣士 はたきおとす必須 ランプラーorポットデス:エビルポット 色違いジバコイル:スペクテット てっぺき(アストロン)必須 メタグロス:キラーマシン キリキザン:殺人鬼 急所技必須 ドククラゲ:しびれくらげ アイアント:アイアンアント あなをほる必須 タブンネ:ホイミスライム いやしのはどう必須 フリージオ:ブリザード ゴーリキー:トロルボンバー&トロルキング 色違いキリキザン:エリミネーター ダークライ:あくましんかん さいみんじゅつ必須 キングラー:じごくのハサミ ラフレシア:マージマタンゴ ガブリアス:キースドラゴン かえんほうしゃ必須 リザードン:ダースドラゴン 同上 ビクティニ:ゴールデンスライム Vジェネレート(マダンテ)必須 色違いメタグロス:メタルハンター バルジーナorカクレオン:ガーゴイル デスカーン:邪悪な箱 <3> ベトベター:バブルスライム ヒトデマン:おばけヒトデ クイタラン:ちゅうまじゅう ポッチャマ:いわとびあくま ピカチュウorバチュル:サンダーラット ヤミラミ:おどる宝石 ガマゲロゲ:デーモントード マグカルゴ:あんこくつむり ストライク:キラーマンティス トゲピー:タマゴロン リザード:メラリザード ウォーグル:ランガー 色違いフワライド:バブリン フワライド:ポムポムボム トリトドン(ひがしのうみ):キングスライム ダークライ:ヘルジャスティス&ジャスティス兄 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る キースドラゴン:ガブリアス ダースドラゴン:リザードン 色違いジバコイル:スペクテット てっぺき必須 ウォーグル:ランガー 色違いフワライド:バブリン 色違いキリキザン:エリミネーター -- (名無しさん) 2011-10-26 11 55 27 ↓ 追加しました。 -- (名無しさん) 2011-10-26 06 15 50 マージマタンゴ:ラフレシア ポムポムボム:フワライド ガーゴイル:バルジーナ邪悪な箱:デスカーン トロルボンバー&キング:ゴーリキー メタルハンター:色違いメタグロス ジャスティス兄&ヘル:ダークライ -- (名無しさん) 2011-10-25 09 18 47
https://w.atwiki.jp/toruneko3/
このページはトルネコの大冒険3についてのwikiです。 編集者募集中リンク先の避難所wikiスレに書き込みも歓迎。 解析データ(未編集)は最下部の添付ファイル。 編集方法等について @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 コメント欄 削除しました。 -- (管理人) 2016-02-14 19 03 20 ありがとうございます -- (名無しさん) 2016-02-17 18 37 54 ドロップ率が埋まってる 凄い -- (名無しさん) 2017-02-13 22 51 26 メニュー整理してみました -- (名無しさん) 2020-10-22 15 54 06 めちゃくちゃ見やすくなってる。アイテムの系統ごとの個別ページとかはアクセスしづらかったので助かった -- (名無しさん) 2020-10-24 07 31 22 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2764.html
ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン 機種:PS,GBA 作曲者:すぎやまこういち 開発元:チュンソフト 発売元:エニックス 発売年:1999(PS)、2001(GBA) 概要 「トルネコの大冒険」シリーズの第2作目。 「風来のシレン」シリーズの壺や店システムを導入し、さまざまなモードを実装している。 音楽は前作のアレンジアルバムの『組曲「トルネコの大冒険」~音楽の化学~』の音源を使用している他、 オリジナルの楽曲では「トロ遺跡」の音楽の評価が高い。 次回作はドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン 収録曲 曲名 補足 順位 トルネコのテーマ 名前入力 トルネコの村 ハイスコア ちょっと不思議の草原(トルネコのテーマ) お城 王様の城 からくり屋敷のダンジョン 屋敷のダンジョン前作では未使用曲だった お城地下のダンジョン お城のダンジョン 墓場のダンジョン 墓場のダンジョン 火吹き山 マグマのダンジョン 迷いの森 くさった板のダンジョン トロ遺跡 トロ遺跡 第7回910位掘り出し21位ダンジョン48位初代PS249位ドラクエ82位 火事だ! 火事のイベント しあわせの箱 不思議のダンジョン 便利なお店 ダンジョン内の店 とんでもないぞ! 泥棒時 モンスターハウス 最後の戦い 邪悪な箱戦 おとずれた平和な世界 クリア後の村 エンディング サウンドトラック トルネコの大冒険2 ~不思議のダンジョン~ オリジナル・サウンドトラック
https://w.atwiki.jp/sansara_naga2_sfc/pages/37.html
目次 目次乱数 モンスターが仲間になる確率ソース アイテム出現率ソース モンスター出現率ソース モンスターデータソース ダンジョン設定値ソース テーマ別モンハウソース まものの壺ソース 乱数 疑似乱数 (32-bit) は 0x0200090C に格納されています。 疑似乱数 x は次の式で更新されます x - (x × 0x5d588b65 + 1) mod 2^{32} 0〜(n-1) の乱数は ((x / 2^{16}) * n) / 2^16 によって生成されます。 ; ; 0〜998 の乱数取得 ; 808DECC 00 B5 PUSH {LR} 808DECE 02 48 LDR R0, [PC, #$02] ; 999 808DED0 FF F7 BLL #$07FF 808DED2 AE FF BLH #$07AE 808DED4 02 BC POP {R1} 808DED6 08 47 BX R1 808DED8 E7 03 00 00 ; ; 0〜(R0-1) の乱数取得 ; 808DE30 10 B5 PUSH {R4,LR} 808DE32 04 1C ADD R4, R0, #$00 808DE34 FF F7 BLL #$07FF 808DE36 F0 FF BLH #$07F0 ; 乱数 0〜65535 取得 808DE38 01 1C ADD R1, R0, #$00 808DE3A 08 2C CMP R4, #$08 808DE3C 06 D1 BNE $0808DE4C 808DE3E 02 48 LDR R0, [PC, #$02] 808DE40 08 40 AND R0, R1 808DE42 40 13 ASR R0, R0, #$0D 808DE44 21 E0 BAL $0808DE8A 808DE46 00 00 808DE48 FF FF 00 00 808DE4C 04 2C CMP R4, #$04 808DE4E 05 D1 BNE $0808DE5C 808DE50 01 48 LDR R0, [PC, #$01] 808DE52 08 40 AND R0, R1 808DE54 80 13 ASR R0, R0, #$0E 808DE56 18 E0 BAL $0808DE8A 808DE58 FF FF 00 00 808DE5C 02 2C CMP R4, #$02 808DE5E 05 D1 BNE $0808DE6C 808DE60 01 48 LDR R0, [PC, #$01] 808DE62 08 40 AND R0, R1 808DE64 C0 13 ASR R0, R0, #$0F 808DE66 10 E0 BAL $0808DE8A 808DE68 FF FF 00 00 808DE6C 00 2C CMP R4, #$00 808DE6E 0B D0 BEQ $0808DE88 ; 除数が 0 808DE70 04 48 LDR R0, [PC, #$04] 808DE72 08 40 AND R0, R1 808DE74 60 43 MUL R0, R4 808DE76 00 28 CMP R0, #$00 808DE78 01 DA BGE $0808DE7E 808DE7A 02 49 LDR R1, [PC, #$02] 808DE7C 40 18 ADD R0, R0, R1 808DE7E 00 14 ASR R0, R0, #$10 808DE80 03 E0 BAL $0808DE8A 808DE82 00 00 808DE84 FF FF 00 00 808DE88 00 20 MOV R0, #$00 808DE8A 10 BC POP {R4} 808DE8C 02 BC POP {R1} 808DE8E 08 47 BX R1 ; ; 乱数更新 ; 808DE18 03 4A LDR R2, [PC, #$03] 808DE1A 11 68 LDR R1, [R2, #$00] 808DE1C 03 48 LDR R0, [PC, #$03] ; R0 - 0x5d588b65 808DE1E 48 43 MUL R0, R1 808DE20 01 30 ADD R0, #$01 808DE22 10 60 STR R0, [R2, #$00] ; x - (x * 0x5d588b65 + 1) 808DE24 00 0C LSR R0, R0, #$10 808DE26 70 47 BX LR 808DE28 0C 09 00 02 808DE2C 65 8B 58 5D モンスターが仲間になる確率 モンスターは約 ( (ポポロの LV) + (武器補正値) + (モンスター補正値) ) / 999 の確率で仲間になります。(※ 少なくとも GBA 版は /1000 ではないようです) ソース 8029068 00 24 MOV R4, #$00 802906A 00 2D CMP R5, #$00 802906C 08 D0 BEQ $08029080 802906E 1A 4A LDR R2, [PC, #$1A] 8029070 0E 20 MOV R0, #$0E 8029072 29 5E LDSH R1, [R5, R0] 8029074 C8 00 LSL R0, R1, #$03 8029076 40 1A SUB R0, R0, R1 8029078 80 00 LSL R0, R0, #$02 802907A 14 32 ADD R2, #$14 802907C 80 18 ADD R0, R0, R2 802907E 04 68 LDR R4, [R0, #$00] ; 武器補正値 8029080 16 48 LDR R0, [PC, #$16] ; 0x080EA0F4 8029082 08 22 MOV R2, #$08 8029084 B9 5E LDSH R1, [R7, R2] 8029086 49 00 LSL R1, R1, #$01 8029088 09 18 ADD R1, R1, R0 802908A 00 22 MOV R2, #$00 802908C 88 5E LDSH R0, [R1, R2] 802908E 24 18 ADD R4, R4, R0 ; モンスター補正値 8029090 13 4D LDR R5, [PC, #$13] ; 0x080EA284 8029092 40 46 MOV R0, R8 8029094 00 21 MOV R1, #$00 8029096 11 F0 BLL #$0011 8029098 51 FF BLH #$0751 802909A 63 21 MOV R1, #$63 802909C 81 42 CMP R1, R0 802909E 00 DD BLE $080290A2 80290A0 01 1C ADD R1, R0, #$00 80290A2 00 20 MOV R0, #$00 ; 80290A4 8E 42 CMP R6, R1 80290A6 00 DA BGE $080290AA 80290A8 08 1C ADD R0, R1, #$00 80290AA 40 00 LSL R0, R0, #$01 80290AC 40 19 ADD R0, R0, R5 80290AE 00 21 MOV R1, #$00 80290B0 40 5E LDSH R0, [R0, R1] 80290B2 24 18 ADD R4, R4, R0 ; LV 補正値 80290B4 0B 48 LDR R0, [PC, #$0B] ; 080A6BC0 80290B6 21 1C ADD R1, R4, #$00 80290B8 66 F0 BLL #$0066 80290BA F6 FF BLH #$07F6 80290BC 0A 4D LDR R5, [PC, #$0A] 80290BE 2E 60 STR R6, [R5, #$00] 80290C0 64 F0 BLL #$0064 80290C2 04 FF BLH #$0704 [$808DECC] ; R0 - 乱数 0〜998 80290C4 A0 42 CMP R0, R4 80290C6 C8 DA BGE $0802905A 80290C8 2F 60 STR R7, [R5, #$00] 80290CA 01 20 MOV R0, #$01 80290CC 08 BC POP {R3} 80290CE 98 46 MOV R8, R3 80290D0 F0 BC POP {R4-R7} 80290D2 02 BC POP {R1} 80290D4 08 47 BX R1 80290D6 00 00 LSL R0, R0, #$00 80290D8 F4 07 0E 08 F4 A0 0E 08 80290E0 84 A2 0E 08 C0 6B 0A 08 80290E8 E8 00 00 02 ; ; モンスター補正 ; 80EA0F4 00 00 64 00 32 00 01 00 01 00 64 00 64 00 0A 00 0A 00 64 00 32 00 64 00 32 00 1E 00 14 00 64 00 32 00 30 FF 32 00 1E 00 1E 00 FA 00 C8 00 01 00 05 00 01 00 91 00 1E 00 1E 00 32 00 32 00 64 00 64 00 14 00 14 00 64 00 32 00 94 FF 64 00 64 00 64 00 64 00 1E 00 05 00 01 00 64 00 32 00 32 00 28 00 14 00 0A 00 14 00 1E 00 50 00 46 00 3C 00 32 00 14 00 32 00 28 00 1E 00 0A 00 0A 00 1E 00 1E 00 01 00 01 00 64 00 96 00 01 00 14 00 4E FF 4E FF 64 00 64 00 64 00 32 00 1E 00 01 00 64 00 64 00 1E 00 64 00 46 00 28 00 64 00 32 00 64 00 05 00 64 00 64 00 32 00 0A 00 0A 00 64 00 32 00 64 00 64 00 64 00 64 00 64 00 28 00 64 00 32 00 14 00 64 00 94 FF 64 00 30 FF 01 00 32 00 64 00 64 00 32 00 64 00 64 00 64 00 14 00 14 00 1E 00 0F 00 0F 00 32 00 32 00 32 00 32 00 38 FF 28 00 28 00 94 FF 30 FF 01 00 64 00 46 00 46 00 58 FF 58 FF 58 FF 46 00 46 00 3C 00 01 00 01 00 01 00 28 00 28 00 64 00 64 00 64 00 64 00 0A 00 0A 00 64 00 64 00 64 00 30 FF 01 00 01 00 64 00 64 00 64 00 28 00 50 00 14 00 94 FF 30 FF 14 00 64 00 64 00 64 00 64 00 64 00 64 00 01 00 46 00 46 00 46 00 64 00 05 00 05 00 05 00 05 00 05 00 05 00 05 00 05 00 00 00 00 00 CE FF 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 58 FF 58 FF 64 00 32 00 00 00 00 00 ; ; レベル補正 ; 80EA284 00 00 01 00 02 00 03 00 04 00 05 00 06 00 07 00 08 00 09 00 0A 00 0B 00 0C 00 0D 00 0E 00 0F 00 10 00 11 00 12 00 13 00 14 00 15 00 16 00 17 00 18 00 19 00 1A 00 1B 00 1C 00 1D 00 1E 00 1F 00 20 00 21 00 22 00 23 00 24 00 25 00 26 00 27 00 28 00 29 00 2A 00 2B 00 2C 00 2D 00 2E 00 2F 00 30 00 31 00 32 00 33 00 34 00 35 00 36 00 37 00 38 00 39 00 3A 00 3B 00 3C 00 3D 00 3E 00 3F 00 40 00 41 00 42 00 43 00 44 00 45 00 46 00 47 00 48 00 49 00 4A 00 4B 00 4C 00 4D 00 4E 00 4F 00 50 00 51 00 52 00 53 00 54 00 55 00 56 00 57 00 58 00 59 00 5A 00 5B 00 5C 00 5D 00 5E 00 5F 00 60 00 61 00 62 00 63 00 アイテム出現率 ソース 800A726 19 48 LDR R0, [PC, #$19] 800A728 02 68 LDR R2, [R0, #$00] 800A72A 48 46 MOV R0, R9 800A72C 51 46 MOV R1, R10 800A72E 8A F0 BLL #$008A 800A730 35 FA BLH #$0235 800A732 80 46 MOV R8, R0 800A734 01 68 LDR R1, [R0, #$00] 800A736 80 20 MOV R0, #$80 800A738 80 03 LSL R0, R0, #$0E 800A73A 01 40 AND R1, R0 800A73C 48 46 MOV R0, R9 800A73E 01 30 ADD R0, #$01 800A740 66 90 STR R0, [SP, #$CC] 800A742 00 29 CMP R1, #$00 800A744 00 D1 BNE $0800A748 800A746 0A E1 BAL $0800A95E 800A74A 83 F0 BLL #$0083 800A74C BF FB BLH #$03BF 800A74E 04 1C ADD R4, R0, #$00 ; R4 ← 乱数 0〜998 800A750 41 46 MOV R1, R8 800A752 08 7A LDRB R0, [R1, #$08] 800A754 FF 28 CMP R0, #$FF 800A756 00 D0 BEQ $0800A75A 800A758 01 E1 BAL $0800A95E 800A75A 09 68 LDR R1, [R1, #$00] 800A75C 01 20 MOV R0, #$01 800A75E 08 40 AND R0, R1 800A760 00 28 CMP R0, #$00 800A762 15 D1 BNE $0800A790 800A764 63 9B LDR R3, [SP, #$C6] ; 発掘 800A766 64 9A LDR R2, [SP, #$C8] 800A768 69 92 STR R2, [SP, #$D2] 800A76A 1D E0 BAL $0800A7A8 800A790 80 20 MOV R0, #$80 800A792 00 05 LSL R0, R0, #$14 800A794 08 40 AND R0, R1 800A796 00 28 CMP R0, #$00 800A798 03 D0 BEQ $0800A7A2 800A79A 61 9B LDR R3, [SP, #$C2] ; 店 800A79C 62 9F LDR R7, [SP, #$C4] 800A79E 69 97 STR R7, [SP, #$D2] 800A7A0 02 E0 BAL $0800A7A8 800A7A2 5F 9B LDR R3, [SP, #$BE] ; 床落ち 800A7A4 60 98 LDR R0, [SP, #$C0] 800A7A6 69 90 STR R0, [SP, #$D2] 800A7A8 00 26 MOV R6, #$00 800A7AA 00 22 MOV R2, #$00 800A7AC 98 5E LDSH R0, [R3, R2] ; 累積値 800A7AE 4F 46 MOV R7, R9 800A7B0 01 37 ADD R7, #$01 800A7B2 66 97 STR R7, [SP, #$CC] 800A7B4 00 28 CMP R0, #$00 800A7B6 03 D0 BEQ $0800A7C0 800A7B8 00 22 MOV R2, #$00 800A7BA 98 5E LDSH R0, [R3, R2] 800A7BC A0 42 CMP R0, R4 800A7BE 0A DA BGE $0800A7D6 ; 累積値 = 乱数 の場合 800A7C0 01 36 ADD R6, #$01 800A7C2 0D 2E CMP R6, #$0D 800A7C4 07 DC BGT $0800A7D6 800A7C6 70 00 LSL R0, R6, #$01 800A7C8 C2 18 ADD R2, R0, R3 800A7CA 00 27 MOV R7, #$00 800A7CC D0 5F LDSH R0, [R2, R7] ; 累積値 800A7CE 00 28 CMP R0, #$00 800A7D0 F6 D0 BEQ $0800A7C0 800A7D2 A0 42 CMP R0, R4 800A7D4 F4 DB BLT $0800A7C0 ; 累積値 乱数の場合 ループ 800A7D6 0E 2E CMP R6, #$0E 800A7D8 00 D1 BNE $0800A7DC 800A7DA 01 25 MOV R5, #$01 800A7DC 33 1C ADD R3, R6, #$00 800A7DE 0C 2B CMP R3, #$0C ; 0x0c 石像 800A7E0 0B D1 BNE $0800A7FA ; 石像ではない 800A7E2 40 20 MOV R0, #$40 800A7E4 08 40 AND R0, R1 800A7E6 00 28 CMP R0, #$00 800A7E8 00 D0 BEQ $0800A7EC 800A7EA 01 25 MOV R5, #$01 800A7EC 22 49 LDR R1, [PC, #$22] ; 0x2005f2c 800A7EE 42 46 MOV R2, R8 800A7F0 90 7A LDRB R0, [R2, #$0A] 800A7F2 09 78 LDRB R1, [R1, #$00] 800A7F4 88 42 CMP R0, R1 800A7F6 00 D1 BNE $0800A7FA 800A7F8 01 25 MOV R5, #$01 800A7FA 00 2D CMP R5, #$00 800A7FC 2D D1 BNE $0800A85A 800A7FE 68 93 STR R3, [SP, #$D0] 800A800 83 F0 BLL #$0083 800A802 64 FB BLH #$0364 800A804 04 1C ADD R4, R0, #$00 ; R4 ← 乱数 0〜998 800A806 00 25 MOV R5, #$00 800A808 69 9F LDR R7, [SP, #$D2] 800A80A 00 21 MOV R1, #$00 800A80C 78 5E LDSH R0, [R7, R1] ; 累積値 800A80E 68 9B LDR R3, [SP, #$D0] 800A810 00 28 CMP R0, #$00 800A812 07 D0 BEQ $0800A824 800A814 19 48 LDR R0, [PC, #$19] 800A816 00 78 LDRB R0, [R0, #$00] 800A818 B0 42 CMP R0, R6 800A81A 03 D1 BNE $0800A824 ; 種類が異なる 800A81C 00 22 MOV R2, #$00 800A81E B8 5E LDSH R0, [R7, R2] 800A820 A0 42 CMP R0, R4 800A822 16 DA BGE $0800A852 ; 累積値 = 乱数 800A824 01 35 ADD R5, #$01 800A826 16 48 LDR R0, [PC, #$16] 800A828 85 42 CMP R5, R0 800A82A 12 DC BGT $0800A852 800A82C 68 00 LSL R0, R5, #$01 800A82E 69 9F LDR R7, [SP, #$D2] 800A830 C2 19 ADD R2, R0, R7 800A832 00 21 MOV R1, #$00 800A834 50 5E LDSH R0, [R2, R1] ; 累積値 800A836 00 28 CMP R0, #$00 800A838 F4 D0 BEQ $0800A824 800A83A 10 48 LDR R0, [PC, #$10] 800A83C E9 00 LSL R1, R5, #$03 800A83E 49 1B SUB R1, R1, R5 800A840 89 00 LSL R1, R1, #$02 800A842 09 18 ADD R1, R1, R0 800A844 08 78 LDRB R0, [R1, #$00] 800A846 B0 42 CMP R0, R6 800A848 EC D1 BNE $0800A824 ; 種類が異なる 800A84A 00 27 MOV R7, #$00 800A84C D0 5F LDSH R0, [R2, R7] 800A84E A0 42 CMP R0, R4 800A850 E8 DB BLT $0800A824 ; 累積値 乱数 800A852 B9 20 MOV R0, #$B9 800A854 40 00 LSL R0, R0, #$01 800A856 85 42 CMP R5, R0 800A858 14 D1 BNE $0800A884 ; ID が 0x0172(範囲外)でない ; 800A85A 65 98 LDR R0, [SP, #$CA] 800A85C 91 21 MOV R1, #$91 800A85E 49 00 LSL R1, R1, #$01 ; 0x122 雑草 800A860 01 22 MOV R2, #$01 800A862 73 F0 BLL #$0073 800A864 15 FC BLH #$0415 800A866 00 20 MOV R0, #$00 800A868 00 90 STR R0, [SP, #$00] 800A86A 65 98 LDR R0, [SP, #$CA] 800A86C 49 46 MOV R1, R9 800A86E 52 46 MOV R2, R10 800A870 00 23 MOV R3, #$00 800A872 09 F0 BLL #$0009 800A874 7B F8 BLH #$007B 800A876 72 E0 BAL $0800A95E 800A878 2C 5F 00 02 F4 07 0E 08 800A880 71 01 00 00 800A884 2C 1C ADD R4, R5, #$00 800A886 68 93 STR R3, [SP, #$D0] 800A888 F7 F7 BLL #$07F7 800A88A 68 FA BLH #$0268 800A88C 00 06 LSL R0, R0, #$18 800A88E 68 9B LDR R3, [SP, #$D0] ; 種類 800A890 00 28 CMP R0, #$00 800A892 09 D0 BEQ $0800A8A8 800A894 8A 20 MOV R0, #$8A 800A896 40 00 LSL R0, R0, #$01 ; 0x114 世界樹の葉 800A898 85 42 CMP R5, R0 800A89A 01 D1 BNE $0800A8A0 800A89C 91 25 MOV R5, #$91 800A89E 6D 00 LSL R5, R5, #$01 ; 0x122 雑草 800A8A0 C2 2D CMP R5, #$C2 ; 0x0c2 リレミトの巻物 800A8A2 01 D1 BNE $0800A8A8 800A8A4 0F 4D LDR R5, [PC, #$0F] ; 0x155 ゴールド 800A8A6 0D 23 MOV R3, #$0D 800A8A8 0F 48 LDR R0, [PC, #$0F] ; 0x14d ビッグモアイの石像 800A8AA 85 42 CMP R5, R0 800A8AC 05 D0 BEQ $0800A8BA 800A8AE 04 38 SUB R0, #$04 ; 0x149 ルーラの石像 800A8B0 85 42 CMP R5, R0 800A8B2 02 D0 BEQ $0800A8BA 800A8B4 05 30 ADD R0, #$05 ; 0x14e 場所替えの石像 800A8B6 85 42 CMP R5, R0 800A8B8 0C D1 BNE $0800A8D4 800A8BA 41 46 MOV R1, R8 800A8BC 88 7A LDRB R0, [R1, #$0A] 800A8BE 27 28 CMP R0, #$27 800A8C0 08 D8 BHI $0800A8D4 800A8C2 80 00 LSL R0, R0, #$02 800A8C4 68 44 ADD R0, SP 800A8C6 04 30 ADD R0, #$04 800A8C8 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 800A8CA 63 28 CMP R0, #$63 800A8CC 02 DD BLE $0800A8D4 800A8CE 91 25 MOV R5, #$91 800A8D0 6D 00 LSL R5, R5, #$01 ; 0x122 雑草 800A8D2 0A 23 MOV R3, #$0A 800A8D4 0C 2B CMP R3, #$0C 800A8D6 09 D1 BNE $0800A8EC 800A8D8 48 46 MOV R0, R9 800A8DA 51 46 MOV R1, R10 800A8DC 22 1C ADD R2, R4, #$00 800A8DE 3D F0 BLL #$003D 800A8E0 89 F8 BLH #$0089 800A8E2 3C E0 BAL $0800A95E 800A8E4 55 01 00 00 800A8E8 4D 01 00 00 800A8EC 29 AC ADD R4, SP, #$A4 800A8EE 20 1C ADD R0, R4, #$00 800A8F0 29 1C ADD R1, R5, #$00 800A8F2 01 22 MOV R2, #$01 800A8F4 73 F0 BLL #$0073 800A8F6 CC FB BLH #$03CC 800A8F8 22 48 LDR R0, [PC, #$22] 800A8FA 85 42 CMP R5, R0 800A8FC 01 D1 BNE $0800A902 800A8FE 26 20 MOV R0, #$26 800A900 20 82 STRH R0, [R4, #$10] 800A902 42 46 MOV R2, R8 800A904 10 68 LDR R0, [R2, #$00] 800A906 80 21 MOV R1, #$80 800A908 09 05 LSL R1, R1, #$14 800A90A 08 40 AND R0, R1 800A90C 00 28 CMP R0, #$00 800A90E 0B D0 BEQ $0800A928 800A910 20 1C ADD R0, R4, #$00 800A912 00 21 MOV R1, #$00 800A914 01 22 MOV R2, #$01 800A916 73 F0 BLL #$0073 800A918 E3 FE BLH #$06E3 800A91A 00 28 CMP R0, #$00 800A91C 04 D0 BEQ $0800A928 800A91E 20 68 LDR R0, [R4, #$00] 800A920 80 21 MOV R1, #$80 800A922 C9 05 LSL R1, R1, #$17 800A924 08 43 ORR R0, R1 800A926 20 60 STR R0, [R4, #$00] 800A928 47 46 MOV R7, R8 800A92A 38 68 LDR R0, [R7, #$00] 800A92E 08 40 AND R0, R1 800A930 00 28 CMP R0, #$00 800A932 0C D0 BEQ $0800A94E 800A934 14 48 LDR R0, [PC, #$14] 800A936 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 800A938 14 49 LDR R1, [PC, #$14] 800A93A 40 18 ADD R0, R0, R1 800A93C 00 22 MOV R2, #$00 800A93E 80 5E LDSH R0, [R0, R2] 800A940 00 28 CMP R0, #$00 800A942 04 D1 BNE $0800A94E 800A944 20 68 LDR R0, [R4, #$00] 800A946 80 21 MOV R1, #$80 800A948 C9 02 LSL R1, R1, #$0B 800A94A 08 43 ORR R0, R1 800A94C 20 60 STR R0, [R4, #$00] 800A94E 00 20 MOV R0, #$00 800A950 00 90 STR R0, [SP, #$00] 800A952 20 1C ADD R0, R4, #$00 800A954 49 46 MOV R1, R9 800A956 52 46 MOV R2, R10 800A958 00 23 MOV R3, #$00 800A95A 09 F0 BLL #$0009 800A95C 07 F8 BLH #$0007 800A95E 66 9F LDR R7, [SP, #$CC] 800A960 B9 46 MOV R9, R7 800A962 48 46 MOV R0, R9 800A964 37 28 CMP R0, #$37 800A966 00 DC BGT $0800A96A 800A968 DD E6 BAL $0800A726 ; ; へんげの壺 ; 80815F4 2C 68 LDR R4, [R5, #$00] 80815F6 A4 0C LSR R4, R4, #$12 80815F8 01 20 MOV R0, #$01 80815FA 04 40 AND R4, R0 80815FC 02 20 MOV R0, #$02 ; offset 2 80815FE 88 F7 BLL #$0788 8081600 6B FE BLH #$066B ; ; モノカの杖 ; 800CE50 03 20 MOV R0, #$03 ; offset 3 800CE52 21 1C ADD R1, R4, #$00 800CE54 00 22 MOV R2, #$00 800CE56 FD F7 BLL #$07FD 800CE58 25 FB BLH #$0325 800CE5A 00 04 LSL R0, R0, #$10 800CE5C 01 14 ASR R1, R0, #$10 800CE5E 09 48 LDR R0, [PC, #$09] ; 0x015d お墓 800CE60 81 42 CMP R1, R0 800CE62 01 D1 BNE $0800CE68 800CE64 91 21 MOV R1, #$91 800CE66 49 00 LSL R1, R1, #$01 ; 0x0122 雑草 モンスター出現率 ソース 80326C0 F0 B5 PUSH {R4-R7,LR} 80326C2 47 46 MOV R7, R8 80326C4 80 B4 PUSH {R7} 80326C6 00 06 LSL R0, R0, #$18 80326C8 05 0E LSR R5, R0, #$18 80326CA 09 06 LSL R1, R1, #$18 80326CC 09 0E LSR R1, R1, #$18 80326CE 88 46 MOV R8, R1 80326D0 12 06 LSL R2, R2, #$18 80326D2 17 0E LSR R7, R2, #$18 80326D4 00 26 MOV R6, #$00 80326D6 5B F0 BLL #$005B 80326D8 F9 FB BLH #$03F9 80326DA 04 1C ADD R4, R0, #$00 ; R4 ← 乱数 0〜998 80326DC 08 48 LDR R0, [PC, #$08] 80326DE 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 80326E0 08 4A LDR R2, [PC, #$08] ; 0x8186e34 80326E2 00 28 CMP R0, #$00 80326E4 00 D1 BNE $080326E8 80326E6 08 4A LDR R2, [PC, #$08] ; 0x8148e3c 80326E8 08 48 LDR R0, [PC, #$08] 80326EA 01 78 LDRB R1, [R0, #$00] 80326EC 89 00 LSL R1, R1, #$02 80326EE 89 18 ADD R1, R1, R2 80326F0 07 48 LDR R0, [PC, #$07] 80326F2 00 78 LDRB R0, [R0, #$00] 80326F4 09 68 LDR R1, [R1, #$00] 80326F6 80 00 LSL R0, R0, #$02 80326F8 40 18 ADD R0, R0, R1 80326FA 02 68 LDR R2, [R0, #$00] 80326FC 0B E0 BAL $08032716 80326FE 00 00 8032700 8C 4F 00 02 34 6E 18 08 8032708 3C 8E 14 08 F0 4F 00 02 8032710 F1 4F 00 02 8032714 04 32 ADD R2, #$04 8032716 11 68 LDR R1, [R2, #$00] 8032718 88 05 LSL R0, R1, #$16 803271A 83 0D LSR R3, R0, #$16 ; モンスター ID bit 0-9 803271C 00 2B CMP R3, #$00 803271E 01 D1 BNE $08032724 8032720 41 24 MOV R4, #$41 ; 0x41 ミミック 8032722 06 E0 BAL $08032732 8032724 08 03 LSL R0, R1, #$0C 8032726 80 0D LSR R0, R0, #$16 ; 累積値 bit 10-19 8032728 00 28 CMP R0, #$00 803272A F3 D0 BEQ $08032714 803272C 84 42 CMP R4, R0 803272E F1 DC BGT $08032714 ; 乱数 累積値 の場合ループ 8032730 1C 1C ADD R4, R3, #$00 8032732 00 2F CMP R7, #$00 ... モンスターデータ ソース ; ; アイテムドロップ率 ; 80311E6 9C 7A LDRB R4, [R3, #$0A] 80311E8 5C F0 BLL #$005C 80311EA 6A FE BLH #$066A ; R0 ← 乱数 0〜98 80311EC 84 42 CMP R4, R0 80311EE 07 DD BLE $08031200 ; 設定値 = R0 の場合、落とさない ; ; 初期睡眠率 ; 8031164 5C F0 BLL #$005C 8031166 AC FE BLH #$06AC ; R0 ← 乱数 0〜98 8031168 02 9B LDR R3, [SP, #$04] 803116A 12 22 MOV R2, #$12 803116C 99 5E LDSH R1, [R3, R2] 803116E 88 42 CMP R0, R1 8031170 0C DA BGE $0803118C 8031172 05 48 LDR R0, [PC, #$05] ; R0 設定値 の場合 8031174 38 80 STRH R0, [R7, #$00] 8031176 0B E0 BAL $08031190 ダンジョン設定値 ソース ; ; 店 ; 804CAE2 38 49 LDR R1, [PC, #$38] 804CAE4 43 46 MOV R3, R8 804CAE6 18 79 LDRB R0, [R3, #$04] 804CAE8 08 80 STRH R0, [R1, #$00] 805081A 3D F0 BLL #$003D 805081C 51 FB BLH #$0351 ; R0 ← 0〜98 805081E 84 42 CMP R4, R0 8050820 00 DC BGT $08050824 8050822 6D E1 BAL $08050B00 ; ; モンハウ ; 804CAEA 37 49 LDR R1, [PC, #$37] 804CAEC 58 79 LDRB R0, [R3, #$05] 804CAEE 08 80 STRH R0, [R1, #$00] 8050B30 3D F0 BLL #$003D 8050B32 C6 F9 BLH #$01C6 ; R0 ← 0〜98 8050B34 84 42 CMP R4, R0 8050B36 00 DC BGT $08050B3A 8050B38 CB E0 BAL $08050CD2 ; ; アイテム ; 8052016 A1 7B LDRB R1, [R4, #$0E] 8052018 00 29 CMP R1, #$00 805201A 00 D1 BNE $0805201E 805201C 8D E0 BAL $0805213A 805201E 88 1E SUB R0, R1, #$02 8052020 02 31 ADD R1, #$02 8052022 35 4E LDR R6, [PC, #$35] 8052024 6E 44 ADD R6, SP 8052026 33 60 STR R3, [R6, #$00] 8052028 3B F0 BLL #$003B 805202A 32 FF BLH #$0732 ; ; 壁中のアイテム ; 805218A 26 26 MOV R6, #$26 805218C A1 5F LDSH R1, [R4, R6] 805218E 00 29 CMP R1, #$00 8052190 5D D0 BEQ $0805224E 8052192 88 1E SUB R0, R1, #$02 8052194 02 31 ADD R1, #$02 8052196 32 4F LDR R7, [PC, #$32] 8052198 6F 44 ADD R7, SP 805219A 3B 60 STR R3, [R7, #$00] 805219C 3B F0 BLL #$003B 805219E 78 FE BLH #$0678 80521A0 01 1C ADD R1, R0, #$00 ; ; 呪い ; 807E604 04 7A LDRB R4, [R0, #$08] 807E606 0F F0 BLL #$000F 807E608 5B FC BLH #$045B ; R0 ← 0〜98 807E60A A0 42 CMP R0, R4 807E60C 1E DA BGE $0807E64C ; ; 祝福 ; 807E676 14 21 MOV R1, #$14 807E678 44 5E LDSH R4, [R0, R1] 807E67A 0F F0 BLL #$000F 807E67C 21 FC BLH #$0421 ; R0 ← 0〜98 807E67E A0 42 CMP R0, R4 807E680 04 DA BGE $0807E68C ; ; ひとくい箱 ; 800A6BA 56 30 ADD R0, #$56 800A6BC 00 78 LDRB R0, [R0, #$00] 800A6BE 08 80 STRH R0, [R1, #$00] 807E4B8 0F F0 BLL #$000F 807E4BA 02 FD BLH #$0502 ; R0 ← 0〜98 807E4BC 14 49 LDR R1, [PC, #$14] 807E4BE 00 22 MOV R2, #$00 807E4C0 89 5E LDSH R1, [R1, R2] 807E4C2 88 42 CMP R0, R1 807E4C4 11 DA BGE $0807E4EA ; ; ゴールド ; 807E414 16 21 MOV R1, #$16 807E416 40 5E LDSH R0, [R0, R1] 807E418 C4 0F LSR R4, R0, #$1F 807E41A 04 19 ADD R4, R0, R4 807E41C 64 10 ASR R4, R4, #$01 807E41E 20 1C ADD R0, R4, #$00 807E420 0F F0 BLL #$000F 807E422 06 FD BLH #$0506 807E424 00 19 ADD R0, R0, R4 ; ; ワナ ; 805248C E1 7B LDRB R1, [R4, #$0F] 805248E 48 08 LSR R0, R1, #$01 8052490 5F 4E LDR R6, [PC, #$5F] 8052492 6E 44 ADD R6, SP 8052494 33 60 STR R3, [R6, #$00] 8052496 3B F0 BLL #$003B 8052498 FB FC BLH #$04FB ; ; トゲトゲ床 ; 804CE2C 10 22 MOV R2, #$10 804CE2E 99 5E LDSH R1, [R3, R2] 804CE30 05 F0 BLL #$0005 804CE32 EC FD BLH #$05EC 8052A1A 0C 1C ADD R4, R1, #$00 8052A1C E0 0F LSR R0, R4, #$1F 8052A1E 20 18 ADD R0, R4, R0 8052A20 40 10 ASR R0, R0, #$01 8052A22 3B F0 BLL #$003B 8052A24 35 FA BLH #$0235 ; ; 水晶 ; 804CE36 12 20 MOV R0, #$12 804CE38 19 5E LDSH R1, [R3, R0] 804CE3A 10 20 MOV R0, #$10 804CE3C 05 F0 BLL #$0005 804CE3E E6 FD BLH #$05E6 テーマ別モンハウ ソース ; ; テーマ別モンハウ選択処理 ; 8034A70 F0 B5 PUSH {R4-R7,LR} 8034A72 57 46 MOV R7, R10 8034A74 4E 46 MOV R6, R9 8034A76 45 46 MOV R5, R8 8034A78 E0 B4 PUSH {R5-R7} 8034A7A 82 B0 ADD SP, #-$0008 8034A7C 00 90 STR R0, [SP, #$00] 8034A7E 01 91 STR R1, [SP, #$02] 8034A80 15 1C ADD R5, R2, #$00 8034A82 01 21 MOV R1, #$01 8034A84 49 42 NEG R1, R1 8034A86 08 1C ADD R0, R1, #$00 8034A88 00 9A LDR R2, [SP, #$00] 8034A8A 10 80 STRH R0, [R2, #$00] ; -1 通常ハウス 8034A8C 00 24 MOV R4, #$00 8034A8E 01 98 LDR R0, [SP, #$02] ; パターン(またはランク)を 0 に設定 8034A90 04 80 STRH R4, [R0, #$00] 8034A92 00 2D CMP R5, #$00 8034A94 05 D0 BEQ $08034AA2 ; (文字列処理をスキップ) 8034A96 1A 49 LDR R1, [PC, #$1A] 8034A98 28 1C ADD R0, R5, #$00 8034A9A 1E 22 MOV R2, #$1E 8034A9C 61 F0 BLL #$0061 8034A9E 84 FF BLH #$0784 8034AA0 6C 77 STRB R4, [R5, #$1D] 8034AA2 59 F0 BLL #$0059 8034AA4 0D FA BLH #$020D 8034AA6 04 1C ADD R4, R0, #$00 ; R4 ← 乱数 0〜98 8034AA8 16 49 LDR R1, [PC, #$16] 8034AAA 8A 46 MOV R10, R1 8034AAC 16 4A LDR R2, [PC, #$16] 8034AAE 91 46 MOV R9, R2 8034AB0 10 68 LDR R0, [R2, #$00] 8034AB2 80 00 LSL R0, R0, #$02 8034AB4 50 44 ADD R0, R10 8034AB6 15 49 LDR R1, [PC, #$15] 8034AB8 88 46 MOV R8, R1 8034ABA 09 78 LDRB R1, [R1, #$00] 8034ABC 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 8034ABE 89 00 LSL R1, R1, #$02 8034AC0 09 18 ADD R1, R1, R0 8034AC2 13 4F LDR R7, [PC, #$13] 8034AC4 38 78 LDRB R0, [R7, #$00] 8034AC6 09 68 LDR R1, [R1, #$00] 8034AC8 54 26 MOV R6, #$54 8034ACA 70 43 MUL R0, R6 8034ACC 40 18 ADD R0, R0, R1 8034ACE 00 22 MOV R2, #$00 8034AD0 80 5E LDSH R0, [R0, R2] ; テーマ別モンハウ境界値 8034AD2 A0 42 CMP R0, R4 8034AD4 63 DB BLT $08034B9E ; - 境界値 乱数 の場合、通常ハウス ; - 乱数 ≦ 境界値の場合、テーマ別モンハウ ; 8034AD6 59 F0 BLL #$0059 8034AD8 F9 F9 BLH #$01F9 8034ADA 04 1C ADD R4, R0, #$00 ; R4 ← 乱数 0〜998 8034ADC 00 23 MOV R3, #$00 8034ADE 49 46 MOV R1, R9 8034AE0 08 68 LDR R0, [R1, #$00] 8034AE2 80 00 LSL R0, R0, #$02 8034AE4 50 44 ADD R0, R10 8034AE6 42 46 MOV R2, R8 8034AE8 11 78 LDRB R1, [R2, #$00] 8034AEA 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 8034AEC 89 00 LSL R1, R1, #$02 8034AEE 09 18 ADD R1, R1, R0 8034AF0 38 78 LDRB R0, [R7, #$00] 8034AF2 09 68 LDR R1, [R1, #$00] 8034AF4 70 43 MUL R0, R6 8034AF6 40 18 ADD R0, R0, R1 8034AF8 04 21 MOV R1, #$04 8034AFA 40 5E LDSH R0, [R0, R1] 8034AFC 21 E0 BAL $08034B42 8034AFE 00 00 8034B00 78 90 0D 08 68 90 0D 08 8034B08 8C 4F 00 02 F0 4F 00 02 8034B10 F1 4F 00 02 8034B14 01 33 ADD R3, #$01 8034B16 13 2B CMP R3, #$13 8034B18 17 DC BGT $08034B4A 8034B1A 25 4A LDR R2, [PC, #$25] 8034B1C 25 48 LDR R0, [PC, #$25] 8034B1E 01 68 LDR R1, [R0, #$00] 8034B20 89 00 LSL R1, R1, #$02 8034B22 89 18 ADD R1, R1, R2 8034B24 24 48 LDR R0, [PC, #$24] 8034B26 02 78 LDRB R2, [R0, #$00] 8034B28 08 68 LDR R0, [R1, #$00] 8034B2A 92 00 LSL R2, R2, #$02 8034B2C 12 18 ADD R2, R2, R0 8034B2E 23 48 LDR R0, [PC, #$23] 8034B30 01 78 LDRB R1, [R0, #$00] 8034B32 12 68 LDR R2, [R2, #$00] 8034B34 54 20 MOV R0, #$54 8034B36 48 43 MUL R0, R1 8034B38 80 18 ADD R0, R0, R2 8034B3A 99 00 LSL R1, R3, #$02 8034B3C 40 18 ADD R0, R0, R1 8034B3E 04 22 MOV R2, #$04 8034B40 80 5E LDSH R0, [R0, R2] ; 境界値 ; 8034B42 00 28 CMP R0, #$00 8034B44 E6 D0 BEQ $08034B14 ; 境界値が 0 の場合スキップ 8034B46 84 42 CMP R4, R0 8034B48 E4 DA BGE $08034B14 ; 乱数値 = 境界値 の場合スキップ 8034B4A 14 2B CMP R3, #$14 8034B4C 27 D0 BEQ $08034B9E ; (テーマ別モンハウの登録がない場合、通常ハウス) 8034B4E 00 98 LDR R0, [SP, #$00] 8034B50 03 80 STRH R3, [R0, #$00] 8034B52 17 49 LDR R1, [PC, #$17] 8034B54 17 4C LDR R4, [PC, #$17] 8034B56 20 68 LDR R0, [R4, #$00] 8034B58 80 00 LSL R0, R0, #$02 8034B5A 40 18 ADD R0, R0, R1 8034B5C 16 49 LDR R1, [PC, #$16] 8034B5E 09 78 LDRB R1, [R1, #$00] 8034B60 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 8034B62 89 00 LSL R1, R1, #$02 8034B64 09 18 ADD R1, R1, R0 8034B66 15 48 LDR R0, [PC, #$15] 8034B68 02 78 LDRB R2, [R0, #$00] 8034B6A 09 68 LDR R1, [R1, #$00] 8034B6C 54 20 MOV R0, #$54 8034B6E 50 43 MUL R0, R2 8034B70 40 18 ADD R0, R0, R1 8034B72 99 00 LSL R1, R3, #$02 8034B74 40 18 ADD R0, R0, R1 8034B76 C0 88 LDRH R0, [R0, #$06] 8034B78 01 99 LDR R1, [SP, #$02] 8034B7A 08 80 STRH R0, [R1, #$00] 8034B7C 00 2D CMP R5, #$00 8034B7E 0E D0 BEQ $08034B9E ; (文字列処理をスキップ) ; 8034B80 0F 49 LDR R1, [PC, #$0F] 8034B82 20 68 LDR R0, [R4, #$00] 8034B84 80 00 LSL R0, R0, #$02 8034B86 40 18 ADD R0, R0, R1 8034B88 01 68 LDR R1, [R0, #$00] 8034B8A 2C 20 MOV R0, #$2C 8034B8C 58 43 MUL R0, R3 8034B8E 40 18 ADD R0, R0, R1 8034B90 01 68 LDR R1, [R0, #$00] 8034B92 28 1C ADD R0, R5, #$00 8034B94 1E 22 MOV R2, #$1E 8034B96 61 F0 BLL #$0061 8034B98 07 FF BLH #$0707 8034B9A 00 20 MOV R0, #$00 8034B9C 68 77 STRB R0, [R5, #$1D] ; 8034B9E 02 B0 ADD SP, #$0008 8034BA0 38 BC POP {R3-R5} 8034BA2 98 46 MOV R8, R3 8034BA4 A1 46 MOV R9, R4 8034BA6 AA 46 MOV R10, R5 8034BA8 F0 BC POP {R4-R7} 8034BAA 01 BC POP {R0} 8034BAC 00 47 BX R0 8034BAE 00 00 8034BB0 68 90 0D 08 8C 4F 00 02 8034BB8 F0 4F 00 02 F1 4F 00 02 8034BC0 70 90 0D 08 ; ; モンスター決定処理 ; 8034BC4 30 B5 PUSH {R4-R5,LR} 8034BC6 05 1C ADD R5, R0, #$00 8034BC8 09 04 LSL R1, R1, #$10 8034BCA 12 04 LSL R2, R2, #$10 8034BCC 12 0C LSR R2, R2, #$10 8034BCE 0B 0C LSR R3, R1, #$10 8034BD0 00 29 CMP R1, #$00 8034BD2 04 DA BGE $08034BDE ; テーマ別モンハウの場合 ; 8034BD4 18 48 LDR R0, [PC, #$18] 8034BD6 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 8034BD8 18 49 LDR R1, [PC, #$18] 8034BDA 40 18 ADD R0, R0, R1 8034BDC 03 88 LDRH R3, [R0, #$00] ; $0202D2B0 その階層のモンハウのテーマ ; 8034BDE 10 04 LSL R0, R2, #$10 8034BE0 00 28 CMP R0, #$00 8034BE2 04 DA BGE $08034BEE ; テーマ別モンハウのパターンが既に決まっている場合 8034BE4 14 48 LDR R0, [PC, #$14] 8034BE6 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 8034BE8 15 4A LDR R2, [PC, #$15] 8034BEA 80 18 ADD R0, R0, R2 8034BEC 02 88 LDRH R2, [R0, #$00] ; $0202D2B2 その階層のテーマ別モンハウのパターン(#) ; 8034BEE 18 04 LSL R0, R3, #$10 8034BF0 03 14 ASR R3, R0, #$10 8034BF2 00 2B CMP R3, #$00 8034BF4 14 DB BLT $08034C20 ; 通常ハウスの場合 8034BF6 13 49 LDR R1, [PC, #$13] 8034BF8 13 48 LDR R0, [PC, #$13] 8034BFA 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 8034BFC 80 00 LSL R0, R0, #$02 8034BFE 40 18 ADD R0, R0, R1 8034C00 01 68 LDR R1, [R0, #$00] 8034C02 2C 20 MOV R0, #$2C 8034C04 58 43 MUL R0, R3 8034C06 40 18 ADD R0, R0, R1 8034C08 11 04 LSL R1, R2, #$10 8034C0A 89 13 ASR R1, R1, #$0E 8034C0C 04 30 ADD R0, #$04 8034C0E 40 18 ADD R0, R0, R1 8034C10 04 68 LDR R4, [R0, #$00] 8034C12 59 F0 BLL #$0059 8034C14 5B F9 BLH #$015B 8034C16 01 1C ADD R1, R0, #$00 ; R1 ← 乱数 0〜998 ; 8034C18 00 22 MOV R2, #$00 8034C1A A0 5E LDSH R0, [R4, R2] ; モンスター ID 8034C1C 00 28 CMP R0, #$00 8034C1E 15 D1 BNE $08034C4C ; 8034C20 00 20 MOV R0, #$00 ; 通常ハウス処理 8034C22 00 21 MOV R1, #$00 8034C24 00 22 MOV R2, #$00 8034C26 FD F7 BLL #$07FD 8034C28 4B FD BLH #$054B 8034C2A 04 1C ADD R4, R0, #$00 8034C2C FC F7 BLL #$07FC 8034C2E 24 FC BLH #$0424 8034C30 28 60 STR R0, [R5, #$00] 8034C32 20 1C ADD R0, R4, #$00 8034C34 15 E0 BAL $08034C62 8034C36 00 00 8034C38 0C 00 00 02 98 97 01 00 8034C40 9A 97 01 00 70 90 0D 08 8034C48 8C 4F 00 02 8034C4C 02 22 MOV R2, #$02 8034C4E A0 5E LDSH R0, [R4, R2] ; 境界値 8034C50 81 42 CMP R1, R0 8034C52 01 DB BLT $08034C58 ; 乱数 境界値 の場合、モンスターを確定 8034C54 08 34 ADD R4, #$08 8034C56 DF E7 BAL $08034C18 ; ループする 8034C58 04 21 MOV R1, #$04 8034C5A 60 5E LDSH R0, [R4, R1] 8034C5C 28 60 STR R0, [R5, #$00] ; モンスターの LV 8034C5E 00 22 MOV R2, #$00 8034C60 A0 5E LDSH R0, [R4, R2] 8034C62 30 BC POP {R4-R5} 8034C64 02 BC POP {R1} 8034C66 08 47 BX R1 まものの壺 ソース ; ; まものの壺 モンスター選択処理 ; 803C1E4 F0 B5 PUSH {R4-R7,LR} 803C1E6 47 46 MOV R7, R8 803C1E8 80 B4 PUSH {R7} 803C1EA 80 46 MOV R8, R0 803C1EC 09 06 LSL R1, R1, #$18 803C1EE 0F 0E LSR R7, R1, #$18 803C1F0 00 26 MOV R6, #$00 803C1F2 11 4D LDR R5, [PC, #$11] 803C1F4 00 21 MOV R1, #$00 803C1F6 68 5E LDSH R0, [R5, R1] 803C1F8 00 28 CMP R0, #$00 803C1FA 04 DA BGE $0803C206 ; テーマ別モンハウの場合飛ぶ 803C1FC 28 1C ADD R0, R5, #$00 803C1FE 0F 49 LDR R1, [PC, #$0F] 803C200 00 22 MOV R2, #$00 803C202 F8 F7 BLL #$07F8 803C204 35 FC BLH #$0435 ; 通常モンハウ or テーマ別モンハウ抽選処理 803C206 00 23 MOV R3, #$00 803C208 E9 5E LDSH R1, [R5, R3] 803C20A 0C 48 LDR R0, [PC, #$0C] 803C20C 00 23 MOV R3, #$00 803C20E C2 5E LDSH R2, [R0, R3] 803C210 40 46 MOV R0, R8 803C212 F8 F7 BLL #$07F8 803C214 D7 FC BLH #$04D7 803C216 04 1C ADD R4, R0, #$00 ; R4 ← モンスター ID 803C218 00 2F CMP R7, #$00 803C21A 04 D0 BEQ $0803C226 803C21C 22 F0 BLL #$0022 803C21E 28 FD BLH #$0528 [$0805EC70] ; 一部モンスターは出現させない 803C220 00 06 LSL R0, R0, #$18 803C222 00 28 CMP R0, #$00 803C224 0E D1 BNE $0803C244 803C226 06 48 LDR R0, [PC, #$06] 803C228 00 68 LDR R0, [R0, #$00] 803C22A 4C 30 ADD R0, #$4C 803C22C 00 21 MOV R1, #$00 803C22E 40 5E LDSH R0, [R0, R1] ; ニフラム対象? 803C230 A0 42 CMP R0, R4 803C232 07 D0 BEQ $0803C244 803C234 20 1C ADD R0, R4, #$00 803C236 09 E0 BAL $0803C24C 803C238 68 01 00 02 6A 01 00 02 803C240 0C 00 00 02 803C244 01 36 ADD R6, #$01 803C246 09 2E CMP R6, #$09 803C248 D4 DD BLE $0803C1F4 803C24A 15 20 MOV R0, #$15 ; (デフォルト設定)0x15 スライム ; 803C24C 08 BC POP {R3} 803C24E 98 46 MOV R8, R3 803C250 F0 BC POP {R4-R7} 803C252 02 BC POP {R1} 803C254 08 47 BX R1 ; ; 対象外モンスター ; 805EC70 00 B5 PUSH {LR} 805EC72 1C 28 CMP R0, #$1C ; ようがんまじん 805EC74 07 D0 BEQ $0805EC86 805EC76 1B 28 CMP R0, #$1B ; ひょうがまじん 805EC78 05 D0 BEQ $0805EC86 805EC7A 07 28 CMP R0, #$07 ; マドハンド 805EC7C 03 D0 BEQ $0805EC86 805EC7E 08 28 CMP R0, #$08 ; ブラッドハンド 805EC80 01 D0 BEQ $0805EC86 805EC82 00 20 MOV R0, #$00 805EC84 00 E0 BAL $0805EC88 805EC86 01 20 MOV R0, #$01 805EC88 02 BC POP {R1} 805EC8A 08 47 BX R1
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/1012.html
タイトル(コピペ用) トルネコの大冒険1 ジャンル RPG このページを編集 海外タイトル 発売日 1993/09/19 動画を追加 シリーズ ドラクエシリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 国内版 ここを編集 記録 10 42 追記回数 - Player - TASVideosページ - TASVideosStatus - 転載元 - 分割リンク - マイリスト - 備考 Movieファイル もっと不思議のダンジョンクリアまで 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/508.html
トルネコの大冒険3 1-401~402 401 名前:トルネコ3 投稿日:03/11/20 22 16 ID DkX93BY9 ポポロの12歳の誕生日にバカンスにきたトルネコ一家 が、途中嵐に巻き込まれ、目が覚めると見知らぬ村のベッドに寝かされていた。 そこはバリナボの村というところで、トルネコ達は流れ着いたらしい。 しかし、ポポロだけが一向に目覚めない。 村長に相談していたそのとき、この大地を守っていた女神像が倒れ、その下にあった地下があらわになった。 村長は北にあるグレートバレイナでポポロは何とかなるのと、女神像が倒れた原因追求のために トルネコに孫を連れて地下を通っていってほしいと頼む。 そんなこんなでグレートバレイナについたトルネコ。 そこで王様はなにやら困っている様子。 話を聞くと王妃がシワを気にして元気がなくなり弱っているとの事。 ポポロの件も、王妃の件も占いババが何とかしてくれるとの理由でさらに北の占いババの元へたどり着いたトルネコ。 早速占いババにお願いし、若返り薬で見事キレイに、そして元気になった王妃。 実は若返り薬と思われたものは惚れ薬で、女がキレイにいるには恋をするのが一番という事だった。 王様に気に入られたトルネコはそこで店を持つ事を許される。 占いババをポポロの元に連れて行き、見事ポポロも目覚める。 占いババが言うにはポポロには勇者の素質があり、邪悪な力で封印されていたとの事。 その日の夜、ポポロは力試しにトルネコが通った道を自分も通りたいたいと言い出す。 後日、一足先にトルネコ、ネネはグレートバレイナへ戻り、ポポロの冒険が始まる。 402 名前:トルネコ3 投稿日:03/11/20 22 17 ID DkX93BY9 ダンジョンに入るとモンスターが仲間になり、 ポポロには魔物使いの才能がある事が分かる。 そんなこんなでグレートバレイナにつくとそこら中邪悪な霧で満たされていた。 トルネコを見つけ、その後占いババの元へと行き、この霧の原因はヘルジャスティスという モンスターのせいだと知る。 しかしそこでモンスターが現れ、場をポポロに任せ、ヘルジャスティスを倒しに向かうトルネコ。 ヘルジャスティスの元に辿り着き倒すも、真実の姿をさらされ石にされてしまうトルネコ。 占いババにせかされたポポロはトルネコを助けるためにヘルジャスティスの元に向かい、倒す。 すると大地に平和が戻ったがバリナボの村がなくなってしまう。 実はバリナボの村はヘルジャスティスのせいで昔大嵐で壊滅していた。 大地の神に幽体として復活させられ大地を守っていたが ヘルジャスティスが倒されてしまったので役目を終えて消えてしまった。 その後、生き残っていた村長の子供や、他から集まってきた人たちで村を建て直す。 トルネコ達はもうしばらくバカンスを続け、そこらへんに現れたダンジョンへ向かう。
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/1266.html
ニコニコ動画/トルネコの大冒険 2010-09-10 トルネコの大冒険 TASによるもっと不思議なダンジョン トルネコの大冒険 TASによる不思議なダンジョン トルネコの大冒険 TASによるちょっと不思議なダンジョン 【実機】トルネコの大冒険1 もっと不思議 目標は99F part8【ラスト】 【実機】トルネコの大冒険1 もっと不思議 目標は99F part7 【実機】トルネコの大冒険1 もっと不思議 目標は99F part6 【実機】トルネコの大冒険1 もっと不思議 目標は99F part5 【実機】トルネコの大冒険1 もっと不思議 目標は99F part4 【実機】トルネコの大冒険1 もっと不思議 目標は99F part3 【実機】トルネコの大冒険1 もっと不思議 目標は99F part2 【実機】トルネコの大冒険1 もっと不思議 目標は99F part1 ◇◆『ニコニコ動画』へ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2534.html
ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン~ 概要 あらすじ 特徴・新要素 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス ~不思議のダンジョン~ 概要(GBA) 主な変更点(GBA) エクストラモードの追加 問題点(GBA版) 総評(GBA版) ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン~ 【どらごんくえすときゃらくたーず とるねこのだいぼうけんすりー ふしぎのだんじょん】 ジャンル ローグライクゲーム 対応機種 プレイステーション2 発売元 エニックス 開発元 チュンソフト、マトリックス 発売日 2002年10月31日 定価 6,800円(税抜) 判定 賛否両論 ポイント レベル継続システムと長いストーリーインターフェース・テンポの劣化理不尽死の存在(ゲームバランスが不安定?)救済要素徹底排除で難易度高騰自由度は低いがやり応え抜群なクリア後ダンジョン異世界ポポロの廃人向け仕様グラフィックは当時最高レベル ドラゴンクエストシリーズ 不思議のダンジョンシリーズ 概要 本家ローグを『ドラクエ』風にアレンジし、ローグライクRPGを世間に知らしめた『トルネコの大冒険』シリーズの3作目。 リメイクを除いた『風来のシレン』シリーズを含めれば、DC版『アスカ見参』の次に発売された8作目の『不思議のダンジョン』シリーズである。 今作はトルネコとその息子ポポロが前半後半に分かれて冒険をするというドラマチックなストーリーや、レベル継続やモンスター仲間など斬新な新システムが売りにされていたが、熟練プレイヤーからも賛否を呼ぶほどの異様なまでの高難易度により、大きく評価の分かれる作品となった。 あらすじ トルネコの一人息子であるポポロは12才の誕生日を迎えた。お祝いとして南の島へバカンスに向っていたトルネコ一家だが、突然の嵐に巻き込まれ船は難破してしまう。未知の島であるバリナボ島へ三人そろって無事に流れ着いたものの、ポポロは眠ったままで目を覚まそうとしない。寝たきりのポポロを救うべく、トルネコは島の住民の助けを借りて再び冒険を始めるのだった。 特徴・新要素 全体的に、ドラゴンクエスト本編を意識した変更点が多い レベル継続システム ダンジョンから生還したり、途中で冒険に失敗してもレベルと獲得経験値が維持されるというシステムである。 レベル以外にも「HP」「ちから」の最大値も維持される。このため、薬草やちからのたねがかなりの貴重アイテムになった。 また、HPやちからの最大値を下げる攻撃を受けてもそのままになってしまう。とは言っても、HPやちからの最大値を下げてくるミステリドール系は、後述のクリア後かつ一時的にレベル1にリセットされるダンジョンにしか通常出現しないので、普通にプレイする分には最大値低下の継続を恐れる場面はほぼ無い。 不思議のダンジョンシリーズは「死んだらすべてを失う」というシステムこそが最大の特徴であり、それを捨てることはゲームの魅力を大きく損なうのではないかと発売前は懸念されたが、これが適用されるのはクリア前のダンジョンだけであり、クリア後の一部ダンジョンでは挑戦中のみ一時的にステータスがリセットされ、今まで通りのレベル1スタートであったため、不思議のダンジョンの醍醐味が根底から損なわれるような事態にはならなかった。 フィールドマップの導入 従来のようにダンジョンと拠点を行ったり来たりするだけでなく、本家『ドラゴンクエスト』同様の城や街のアイコンを備えたフィールドマップが導入され、複数の町や村が登場し、シナリオが進む毎に新しい場所へ移動していくことになる。 このため、複数の街を移動するためにポポロもトルネコも「ルーラ」を唱えることができる。MP消費はなく、単純にワープのためのコマンドである。 天井に頭をぶつける心配もない エンカウントダンジョンが登場 フィールドマップを歩いていると、ランダムでダンジョンが出現することがある。 一般的なダンジョンの他、「詰将棋」チックなパズルダンジョンが登場した。クリアするとアイテムを持ち帰ることができる。 特殊なエンカウントダンジョンとして、「いけにえのほら穴」が存在する。 即死効果のある「ザキの杖」などの貴重品や「モノカの杖」などの風変わりな品物が手に入る。その代わりにレベルは一時的に1に戻り、アイテムは持ち込めず、武器と防具を拾えない。また中の敵は全て落ちているアイテムを利用できるため、前述の強力なアイテムを利用してくるので一撃死の危険が極めて高い。ハイリスクハイリターンなダンジョンである。 パズルダンジョンといけにえのほら穴を除いたダンジョンではレベルが継続する。 「仲間システム」が採用 ストーリー内では、トルネコの協力者として「イネス」とともにダンジョンを攻略できる。 イネスは呪文を唱えてトルネコの冒険を有利にできる。呪文には一度の冒険毎に使用回数が決まっているので乱用はできない。 もう一人の仲間「ロサ」とともに進むこともできるが、その性能は……(後述)。 なお、イネスもロサも空腹にはならないものの、HPがゼロになって倒されてしまうと冒険失敗になるので注意。 プレイアブルキャラクターとしてポポロが登場し、「仲間モンスターシステム」が採用された トルネコの息子であるポポロはトルネコに可能な事の多くができない代わりにモンスターから好かれやすく、『ドラゴンクエストモンスターズ』のように倒したモンスターが一定の確率で起き上がった時に仲間にすることができる。 ドラクエ本編では仲間にできるモンスターはスライムなどの一部の代表的なモンスターだけだったが、本作に登場するモンスターはラスボスを除いて全て仲間にできる。 本作では前作『トルネコ2』にいたモンスターのほぼ全員が続投しており、追加モンスターは当時最新作であった『ドラクエ7』で初登場したモンスターが多い。 プレイヤーはトルネコとポポロを切り替えながらゲームを進行していくことになる。持ち物はそれぞれで分離しているため、倉庫に預けるなどしないと装備品を共有できないので注意。 一部のダンジョンでは内部に「石像」が配置されるようになった 石像は部屋の中に設置されている破壊可能なオブジェクトで、置かれているだけで形状に応じて特殊な効果を部屋内に及ぼすことができ、様々な種類が存在する。 『風来のシレン2』の土偶とほぼ同じシステムだが、 本作では難易度上昇に繋がるような代物が多い。 後述。 石像は押して動かすことができ、これを用いたパズルも存在する。 グラフィックがドットからポリゴンになり、OPムービーもポリゴンアニメになった。 前作に登場した「転職システム」は廃止された。 問題点 新システム導入に伴う異様なまでの難易度の高さ 本作で搭載された新たな要素はいずれも難易度を上げる要因として作用してしまっており、エンディング前であろうとも完全にシステムを理解した上での立ち回りを要求される。 また、過去作からあった要素もどれもが意地悪な仕様に変化しており、結果的に今作の難易度は非常に高いものとなっている。 レベル継続システムについて 発売前から物議を醸していた要素であり、根幹的にゲームを損なうことはなかったものの、やはり多くの問題が生じている。 その最たる例は、クリア前ダンジョンにおいて敵の強さがレベル継続システムを前提に設定されており、低レベルのまま進めると歯が立たないような強敵が1階から出現するようなダンジョンが存在することである。 薬草やちからのたねといったステータスを上げるアイテムが入手しにくくなった上に、装備強化の手段も乏しい(合成できるのはストーリー終盤、優秀な装備が手に入らないなど)。 レベルアップ以外で強くなる手段が少ないのに、レベルアップのために必要な経験値が多め で、強くなったことを実感しにくい。 このため、初心者はもちろん上級者でもスムーズなクリアは困難であり、何度も死にながら経験値を稼ぐという作業じみたプレイスタイルが強制された。 シリーズファンの上級者には 「クリア後のダンジョンが本番」 と捉えている者も多く、そこに至るまでのストーリーダンジョンは単なる前座かチュートリアルのような物だと考えがちなので、それに長い時間を費やされる仕様は不評だった。 もちろん初心者にとっても、簡単なダンジョンを楽々突破してきたら、いきなり歯ごたえのある敵が満載のダンジョンに放り込まれるという事態になりやすい。前述の 「初心者が楽になるだろう」というスタッフの意図とはかけ離れた実情となってしまった。 しかし、繰り返すが本シリーズはクリア後のダンジョンこそが重要である。クリア後のダンジョンもレベルが上がりにくいが、敵配置やアイテムなどもレベルが上がりにくいことを前提に調整されている。詳しくは後述する。 このシステムを採用した理由としては以下の説がある。 初心者救済のために採用した説(製作者はインタビューで詰まるダンジョンがあってもレベル上げをすることによって楽になるだろうという意図があったと述べている)。 ダンジョンの個性を出す説(同じくインタビューで製作者は今までの場合は墓場や火山のダンジョンでも一階はスライムやももんじゃしか出せなかったが、継続システムなら一階からゾンビ系や水系の敵が出せると述べている)。 ストーリーの長さに合わせてマンネリにならないようにした説。 ポポロの仲間システムに合わせた説。 仲間システムについて 前半のトルネコ編では、仲間が倒れると強制的にトルネコも倒れた扱いになるという点がネック。うかつにワープの罠を踏めないのはもちろん、げんじゅつし(ワープ+かなしばり)の特技を受けただけでもゲームオーバーになる可能性がある。おそらくポポロ編のモンスター仲間システムのチュートリアルを兼ねての仕様だと思われるが、初段の時点でこれではさすがに厳しい。 (意図的に設定されている)仲間の扱い易さの差 イネスは"イオ"や"ホイミ"といった呪文で攻撃・回復ができる上に、無闇に敵に近づいて特攻することもないので、比較的優秀で使いやすい。後述の事情から通常プレイでは事実上彼女一択である。 それでも、イネスが倒されないようにプレイヤーがある程度気をつかわなければならないので、初心者にとっては辛い仕様である。 もう片方のロサは攻撃力の高さと引き換えに耐久力が微妙で、AIも無闇に敵に近づいて犬死するというお馬鹿タイプ。 しかも連れている間はアイテム欄の半分(10個)を強制的に彼の私物で埋め尽くされてしまい、それを床に置いたり壺に入れたりすると敵を無視してトルネコの隣にワープして倍速で殴ってくる。はぐれてもわざとワープさせて合流できるという利点はあるものの、不意に足払いや盗みなどを受けると本当にピンチになる。うっかり1つでも紛失した場合は事実上冒険続行が不可能。 事前に「役に立たない」と何度も警告される、途中でイネスに切り替えることもできるので、よくわからずに選んでしまって痛い目にあうことがないのが救い。 片方の仲間キャラとの性能差以外に連れていくことの極端なペナルティをわざわざつけているあたり「意図的な縛りプレイ用の存在」とも受け取れるが、本作の難易度の高さの上ではこれらの制限は邪魔なだけなので、後述の特典はあるものの彼を連れていくメリットはほとんどないと言っていい。 一応、ロサを連れてトルネコ編をクリアした際に受け取れるクリアご褒美も2つあるが、 苦労の割に見返りが少ない。 そのうちの1つである「モノカの杖」は、通常だと「いけにえのほら穴」で低確率でしか手に入らない強力なレアアイテム(*1)だが、貰えるのは使用回数10回であり、前述の通りロサを使わずとも入手可能ではあるため、上記の甚大な制限に対する報酬としては少々心もとない。もう1つの「印の盾」は持たされるロサの宝物の一つである「たからの地図」の説明を事前に見ておくというフラグのため、方法さえ知っていれば一度でも地図を見ればその後イネスに切り替えてからでも入手可能のため、そもそもロサをまともに使う必要すらない。さらに、「印の盾」自体はこれに頼らずとも入手しやすい上に、肝心な 対となる「封の剣」の入手難易度が極めて高い ため、ここで手に入れても少し嬉しい程度。 後半のポポロ編ではモンスターを仲間にできる能力の代償として、ポポロ自身の能力に大幅な制約がかかっている。重要な点を以下に挙げる。 トルネコが普通に装備できる武器や盾、矢を装備できない。装備できるのは爪と指輪のみ。つまり防御は常に0の丸腰。攻撃面も以下の通りなので殴り合いは序盤から厳しく、以降はワンミスが死に直結する。 爪は5種類しかなく、最強の爪でも攻撃力は5。そのうち1種類は「モンスターを仲間にできなくなる」という誰得効果を持った「エレファントクロウ」であり、ポポロの存在意義を失うような仕様。 その最強の爪「クロウアンドレア」で倒した時にしか仲間にならないモンスターが数体存在するのだが、2個目以降は高難易度ダンジョンで壁の中に埋まっている道具を、トルネコがつるはしや大部屋の巻物で発掘することでしか手に入らない。 巻物を読めない。そればかりか白紙の巻物に名前を書き込むことすらできない(*2)。敵に囲まれた際に対応できるアイテムは、トルネコと比べて極端に減ってしまう。 一応、ポポロでも利用できる巻物もあるが、床に貼りつくタイプの巻物と投げて使うニフラムの巻物のみで、かなり少ない。 ちなみにリレミトの巻物は床に置いて使用する必要があり、ピンチのときにすぐ使うことができない。聖域の巻物のように床に貼りついてしまうため拾いなおせずロストしやすい。 ポポロ自身のレベルアップは11までは早いが、それ以降はかなり遅くなる。HPそのものの値もトルネコより低いために、防御0が浮き彫りになる。 一応モンスター加入以外の利点もあり、敵の視界が1マス分小さくなるのでトルネコより敵の追跡を撒きやすいことが挙げられる。 ポポロが貧弱なことは仲間のモンスターがいることを前提としたステータス設計をしていることが考えられるが、問題は仲間モンスターが不慮の事故で大変即死しやすいことである。 たとえば ポポロが地雷や大型地雷を踏むと、ほとんどの仲間モンスターは敵モンスターと同様に即死してしまう。 よって、後述のクリア後のダンジョンでは常時素振り歩きを強要される。 もちろん、爆弾岩やデビルアンカー系などの自爆に巻き込まれても消滅する。出現階層で仲間を野放しにしたり待機させたりすると、いつの間にか消滅しているなんてこともザラ。 爆風で即死しない炎系モンスターもいるが数が少なく、炎を吐いて味方と同士討ちをするモンスターばかりで使いにくい。 地雷や大型地雷に限らず、ワープの罠や召喚スイッチもポポロの打たれ弱さを考えると致命的な罠なので、爆風で即死するモンスターがいなくても素振り歩きする必要がある。 だが、敵モンスターが自爆する「メガンテの石像」のある部屋では仲間が敵を倒しただけで即死してしまうので、防ぐのは困難である。さらに「へんげの石像」のある部屋では、仲間モンスターが敵モンスターに変化(実質即死)してしまう。 防ぐには特定のアイテムを組み合わせるか、開幕でそれらの石像が出ないことを祈ることくらいしかないので、運ゲーに等しい。へんげの石像の出現率は低めなのが救いだが… 床に落ちている「聖域の巻物」にモンスターが乗ると即死する仕様は仲間モンスターにも効果がある。次のフロアに移動した時、仲間モンスターの初期位置に「聖域の巻物」が重なってしまうと、防ぐ間もなくそのモンスターは消滅してしまう。 これに関しては予防策も存在しないが、聖域の巻物はレアアイテムなので滅多に発生しないのが救い。 これらの仕様があるため、仲間がいようがいまいがまったく安心できないピーキーなバランスになっている。 地雷や先述の石像はエンディング前のポポロが入るダンジョンには出てこないので、それが唯一の救いである。 仲間モンスターは使い勝手の差が非常に激しい。 "スライム"や"ももんじゃ"といったシリーズの顔役や、"ハエまどう"や"メダパニシックル"などの意外なモンスターが強かったりする。 炎系モンスターの中でも、名前通り防御力に優れる"ドラゴメタル"や、ホーミング炎の性質上同士討ちが起こらない"キースドラゴン"は人気が高い。 ドーピング無しで最強とされるのが、成長タイプが「攻撃・特殊」で攻撃力が爆発的に伸びる"アトラス"、初期ステータスが非常に高い店主こと"ガーゴイル"など。 一方、役に立たないモンスターは本当に弱かったり使いにくい。『シレン2』や『アスカ見参』に比べると加入させないほうがマシな部類に入る仲間モンスターがかなり多い。敵として登場した時の能力をそのまま持っているが、それを味方として使っても意味がない・むしろ危険な場合が多いのである。 特に弱いのは、逃げまくることしか能のない"メタルスライム"や"オニオーン"、特技が実質的に無駄行動である"シャーマン"や"マンドラゴラ"、HP10以上のモンスターに攻撃が当たらない"コロヒーロー"、命令することができず暴れ回るだけの"バーサーカー"など。 範囲内にポポロがいても容赦なく矢を撃って最悪ポポロを殺す"ドッグスナイパー"や"リリパット"もおり、ひどいモンスターは本当にひどい。飛び道具持ちの味方モンスターは『アスカ見参』だと最低限「敵に当たるかどうか」の判定は行っていたのだが、それがないせいでかなりの地雷モンスターになっている。 本作では、レベルが最大値に達したモンスターはグラフィックが巨大化する仕様がある。多くのモンスターはレベル99まで育つが、この巨大化演出のせいか意図的にレベル上限が非常に低くされてしまっているモンスターもいる。 具体的には、序盤で出現する"おおきづち"や"いたずらもぐら"はレベル上限が5しかない。敵としてレベル5で出てきた時は巨大な状態で登場してプレイヤーを驚かせるが、レベル上限が低いので仲間にしても将来性がないのである。"タホドラキー"に至っては前述の2体を下回り、レベル上限がわずか3しかない。 『シレン2』でもあった事だが、仲間システムの問題点として、「アイテム弾き」の攻撃を持ったモンスターによって武器を弾かれた時、自分の後ろに何らかのモンスターや仲間がいると、弾かれた武器がその仲間に当たって、所定のダメージを与えた上で武器が消滅してしまう。 鍛えに鍛えた業物や貴重品がこうなると、泣くに泣けない。地味ながら本作のマゾさを象徴する点の一つ。 敵のレベル 本作で大きく目立つようになった概念。『トルネコ』シリーズでは1作目から採用されていた要素であるが、従来ではどの敵もレベル1時の強さで出現するのがデフォルト。同士討ちをさせるとモンスターのレベルが上がり、攻撃力と経験値が倍増する要素だった。 本作においては新しい試みとして、序盤ダンジョンでは弱かったモンスターが、終盤ダンジョンで高レベルで出現することがある。 例えば、序盤にレベル1で登場するモンスターである"メガザルロック"が、クリア後ダンジョンの終盤では高レベルで再登場してくるなど。 同じモンスターでもレベルが上がった状態で現れ、意外な強敵として再び立ちはだかる、といった要素が盛り込まれている。 しかし、レベルが上がったモンスターはHPや攻撃力がそれなりに上がっているのに対し、倒した時に貰える経験値が少ない。 例えば"Lv1エリミネーター"と"Lv6シャドーナイト"は同程度の攻撃力を持つのだが、前者は経験値が1050あるのに対し後者は143しかない。 このように、強さに反して経験値が少ないモンスターが増えてしまった。本作を遊ぶ場合はそういうバランスだと割り切るしかない。 クリア後ダンジョンの1つである不思議の宝物庫の51F以降では、ただレベルの上がった同じモンスターが出続けるだけであり、変化に乏しいと批判されている。 視界について 今作の特徴のひとつに、通路での視界が従来の3×3マスから5×5に変更されたことが挙げられる。 ■■■■■■■ ■■■■■■■ ■■■■■■■ ■□□□□□■ ■■□□□■■ ■□□□□□■ ■■□○□■■ → ■□□○□□■ ■■□□□■■ ■□□□□□■ ■■■■■■■ ■□□□□□■ ■■■■■■■ ■■■■■■■ この仕様変更により、通路ではダッシュをしないことで敵から先制攻撃を受けにくくなった。 だが代償として敵の攻撃力が高めに設定されているので、基本的に先制されてはいけないゲームバランスになってしまった。 先述のモーションテンポの悪さもあり、慎重に進めるとかなりの時間を消費するようになった。 このゲームバランスはクリア後ダンジョンで顕著に表れている。 ダンジョンの階によっては、旧作同様視界が3×3マスになっている場合もある。その階では基本的に、敵の攻撃力が打ち止めになっている傾向にある。 店について 今作もダンジョン内でガーゴイルが店を開いていることがあるが、その仕様が従来と大きく異なった。 従来は部屋全ての領域が店であったが、今作は部屋の中のわずかな領域だけが店になった。最小で3×3マスとその面積は非常に狭く、商品を買うか道具で消すかしないと自由にアイテムを売れない場合がある。 部屋の中に店があるという仕様上、当然敵の侵入を防いではくれない。買い物中に敵がわんさか来て囲まれたまま戦闘を強いられるのはまだマシな方で、買い物中に部屋の外からきとうしやようじゅつしに杖を振られるとワープされて泥棒扱い・なんらかの理由で罠が発動し、ガーゴイルに命中して戦闘モード突入・地雷でガーゴイルが消滅し売買ができなくなるなど理不尽な目に遭うこともままある。 索敵として矢を撃ちながらフロアを巡回する場合も、運が悪いとガーゴイルに命中して襲われてしまう。 また、稀に店の領域があるのにガーゴイルが居らず、アイテムも置かれていないという出店失敗バグが発生する事がある。 アイテムはあるがガーゴイルだけいないという場合もあるが、こちらは初期位置にガーゴイルと聖域の巻物が重なったことが原因で起きる不具合である。無論こうなった場合もアイテムを購入できないので、プレイヤーからしたら迷惑でしかない。 これらを批難する人は少なくないが、逆に今までの店の仕様がぬるすぎたという意見もある。とはいえ、店の物を消すか、買わないと売り物が出せない、ガーゴイルが消える不具合など、作りこみの甘さに関してはフォローのしようがない。 石像システム 先述の「メガンテの石像」や「へんげの石像」を見て分かるとおり、今作は嫌がらせ要素がかなり強くなっていることが特徴。早い話、 部屋内にいると毎ターン罠を踏まされるようなもの だと考えれば分かりやすい。さらに以下のような石像がある。 「ビッグモアイの石像」部屋内をワープしながらキャラ単体に15のダメージを与え、そのまま別の場所へワープする。壊すのがとても面倒かつ運に左右される。 「罠増殖の石像」部屋内に次々と罠が設置される。今作では部屋の出入口には罠は配置されないのだが、この石像の効果での出現は例外。 「スポットの石像」部屋の視界が暗くなる。他の石像と併合されると極めて危険。シレンのやみふくろうのような存在だが、敵にも効果がある。 「転びの石像」部屋のキャラがランダムで転倒する。『シレン2』と異なり、モンスターは基本的にアイテムをドロップしない。 「すいとりの石像」部屋にいるプレイヤーの装備をすいこんで丸腰にしてしまう。吸われた装備は石像を破壊しないと取り戻せない。 石像を破壊すると、吸い取られた装備が床に落ちるが、 落ちたマスに罠があると作動する。 落とし穴、(大型)地雷、モンスター化の罠があった場合、装備をロストしてしまう。 装備外しのワナとは違って呪われた装備は吸い込んでくれないため、プレイヤーにとって完全にデメリットしかない。 このように、メリットよりもデメリットが大きい石像ばかりになってしまった。これらの大半はクリア前のダンジョンには出ないので、それが救いとも言える。 一応完全にプレイヤー有利な石像も存在するが、その中の2つの石像(倒れた敵がお金になる「ゴールドの石像」(*3)、拾ったアイテムが識別される「インパスの石像」)は、出現ダンジョンが一つだけな上にあって嬉しい場所でもないため、実用性がほぼ皆無であるので存在意義が疑わしい。 また、このデメリットを防ぐアイテムとして「石像よけの指輪」が存在しているが、本作でも屈指の入手難度を誇る激レアアイテムであるため、本末転倒も良いところである。 アイテムの呪いについて 呪われた武器・防具・指輪は印などの特殊効果が発動しなくなった。 これにより、「未識別の指輪を装備するリスクの減少」、「だいまどう対策に装備を呪うデメリットの増加」、「さきぼそりの剣や使い捨ての盾をわざと呪わせて活用する」、など従来とは異なる攻略法が生まれた。 「草・巻物・杖は呪われていると使用不可能」というルールが『シレンGB2』から逆輸入された。 だが呪いに関して最も特筆すべき点は、拾った草・巻物・杖が呪われているか否かが分からないことである。 従来で拾った道具は未識別状態(例:タヌキの絵の巻物、赤い草)でも呪いや祝福の有無が分かっていたが、今作では 識別済みのアイテムでも呪いや祝福の有無が分からない。 これにより、「ピンチで使ったバクスイの巻物が呪われていて発動できずに倒される」などの悲劇を経験したプレイヤーが多い。呪いや祝福では値段が変動しないので、店での判別ができないのもつらい。 だが、フォント黄色の道具はピンチでは使わない、事前にインパスをかけて判別する、杖であれば事前に1回振って確認するなどの対処はあるので、プレイヤーが気を遣えば悲劇を防げる場合もある。 この要素を「プレイヤーに不利でしかない」という理由で良しとしない者は多いが、「完全不利だから採用するなと言われる筋合いはない」「プレイヤーの立ち回りを試されるので面白い」と捉える者も多く、賛否両論。 この仕様は『シレン3』や『シレン4』でも採用されており、同作品のプレイヤーにとっても賛否両論。 合成について 合成の能力に制限数がついたが(『シレン2』や『アスカ見参』などと同じ仕様)、印の順番は合成した順ではなく、印の種類によって固定されている。そのため、実用性に欠ける印が一番上に来ることもあり、強化値だけを移す合成がしにくくなった。 冒険中に特定の印を消す行為(序盤だけ「屍」の印を付けて、中盤に「屍」だけを外すなど)もできないので、メリットの薄い印は使いものにならない有様である。 『シレン』シリーズで印数制限がある作品には「印を消してくれる鍛冶屋」が必ず登場していたが、今作には存在しない点も批難される一因である。 『シレン』の"マゼルン"に当たる合成モンスターとして"バブリン"系統が登場したが、バブリン系が登場するのはエンディング後の持ち込み前提ダンジョン「不思議の宝物庫」のみ。シナリオ中のダンジョンや持ち込み不可の「異世界の迷宮」では一切出てこないため、イマイチ存在感が薄い。 マップについて とにかく広い。広さを生かしてか、縦長マップ、横長マップ、十字型マップなど特徴的なマップが出てくるが、マップ表示が画面に収まりきれないという弊害が生まれてしまった。 画面に収まっていないマップはセレクト+方向キーで閲覧できるが、やはり旧作と比べて面倒な上、逃げる敵の把握も面倒になった。 マップに表示される通路と部屋が、色によって区別されるようになった。 マップに、敵の足元のアイテムや罠が表示できるようになった。 敵が移動する際、敵を示す赤い点がスライドするようになった。 モンスターハウスについて 従来ではモンスターハウスに入ると「地獄耳効果」(マップに敵が表示される、画面内に視界外の敵の姿が表示される)を得られたのだが、今作ではその効果を得られなくなった。敵に囲まれるリスクが増加することになるが、同時に緊張感も増え、プレイヤーの立ち回りがより重要になった。 この仕様は『シレン3』や『シレン4』でも採用されており、同作品のプレイヤーにとっても賛否両論。 即死要素の存在 今作最大の問題点と言われている「とじこめの壷」の存在。 投げられたキャラが壺に閉じ込められるのだが、敵がトルネコやポポロに投げてきたら問答無用で即死(世界樹の葉も無効)という極悪仕様。 クリア前のダンジョンではリセットすれば失ったアイテムを取り戻せるが、クリア後のダンジョンでやられると貴重なアイテムを全て失ってしまう。 一応クリア後ダンジョンで入手できる指輪で予防できるが、それを入手するために潜るのが一苦労。とじこめ投げが原因でゲームを投げた人も少なくない。 とじこめの壺自体は『シレンGB2』が初出なのだが、そちらでは持ち込み無しのダンジョン2つでしか出てこないため、とじこめ投げはネット上やビックリの壺(*4)でも報告が無いほどレアな事態である。が、トルネコ3ではクリア前だろうが持込可能なダンジョンであろうがバンバン出てくるために発生率が格段に高く、実際に起こったという報告が多い。 とじこめの壺の仕様も変わっており、『GB2』ではモンスターをとじこめた壺を持ち運べ、更にその壺を割ると中のモンスターが永続の目つぶし状態になって出てくる仕様だったのだが、こちらではなぜか投げ当てると地面に貼りついて取れなくなる上、ふき飛ばしの杖などで割ると中にいたモンスターのHP・状態異常が全回復して出てくるという仕様に変更。いまいちパッとしないアイテムになってしまった。 他にも、隣に地雷がある時に大型地雷を踏むと、爆発ダメージを軽減する耐性がなければ問答無用で即死してしまう。 先述のワナ増殖の石像が存在するフロアでは、決して珍しい現象ではない。もっとも、HPが1になった直後に何らかの割合ダメージの爆発物を連続で食らうと即死というのは、原因や仕様または対策方法に若干の差こそあるものの、チュンソフト製ローグライクでは『初代シレン』を除いてシリーズ恒例ではあるが。 救済要素の無さ 最初に述べた通り、エンディング前のダンジョンも含めた難易度が歴代でも一二を争うほどに高い。 序盤からすでに上記の仲間システムの仕様とも相まって常に仲間の状態や安全を管理し、かつ自身の安全も確保しないといけないという 手加減など知らないと言わんばかりのバランス。 2人きりのトルネコ編でこれなので、仲間が増えるポポロ編では更に難しい立ち回りを要求され、敵の強化傾向もより激しいものになる。スタッフが述べていたレベル上げによる救済も相当の時間がかかる上、基本的な難易度が高すぎるため正常に機能しているとは言い難い。 もっとも、今作のクリア後ダンジョンのことを考えればこれでもまだチュートリアルと言える難易度である。 過去作に存在した、探索をお手軽にするようなアイテムや有利なアイテムは徹底的に削除されたり、かなりの貴重品に設定されているため、強力なアイテムを頼りに道を切り開いていくこともできない。 その他インターフェースについての問題点 ゲーム全体の仕様、 テンポが非常に悪い。 快適さを求めるプレイヤーが多いだけに、批判の対象にされやすい。 3D化の弊害でそれぞれのモーションがもっさりしてしまった。 攻撃のモーション、武器盾装備時のモーション、道具を拾うときのモーション、壺に道具を1つ入れるたびに入るモーションなど全てにおいてもっさり感たっぷり。 敵側のモーションももっさり気味で殴りあう際にも微妙な間が生じ、やはりテンポが悪い。 2Dであればモーションとアニメ枚数は簡略化した方がスピーディでメリハリがつく一方、3Dは立体表現なので具体的にキャラの動きを描写しないと逆に不自然さが感じられてしまうものではある。しかし、 本作はキャラのモーション自体が重視されるような作風でもない。 装備時やアイテムを拾う際のモーションなどは明らかに蛇足である。 グラフィック自体は当時としては非常に高いレベル(次世代機レベルとも)である。 しかしその弊害か、モンスターハウスが存在するフロアや敵の多い場所では高頻度で処理落ちが発生する。このため、処理落ちの有無でモンスターハウスの存在を確認する、といった妙なテクニックが生まれた。 その他、システム面で不便な点が多い。『シレン2』や『アスカ見参』にあった便利な仕様がことごとく採用されていない、あるいは劣化している。 道具に付けられる名前の履歴に数の制限がある。アイテム数の多い異世界の迷宮では、名前の履歴が実質機能しない。 未識別の杖に使用した回数が表示されない。 壺の中身と足元のアイテムの交換ができない。 iダッシュの廃止。 『トルネコ2』同様、アイテムを使うタイプの倉庫が存在しない。そのため、バイキルトの巻物を読んだり保存以外の壺の中身を取り出すには、リレミトの巻物を持ってダンジョンに入って道具を使うしかない。当時の『シレン』シリーズでは全作で採用されていた仕様であるため、今作でなぜ採用されなかったのか謎。 壺を中身ごと預けられるようになったのは進歩と言えるが、倉庫自体の容量は100個と、前作の250個から大幅に減少。管理が若干面倒になった。 一方で、シレンシリーズで未採用だった便利な仕様も存在する。 ダンジョンで倒れてもすぐに選択肢で再挑戦できるようになった(『トルネコ2』や『アスカ見参』にはあったが『シレン2』にはなかった仕様)。「プレイヤーに何度でも挑戦させよう」という制作者の意気込みを感じない気もしない。 その他の問題点 アイテム面のバランスもいまいち良くない。 盾の種類やそれにつけられる印の種類が少なく、実質的に3つほどしかない。 過去作にあったメジャーな盾の効果(腹減り半減、炎のダメージ減少、盗み防止など)は、本作ではほぼ全てが指輪に付いている。盾を装備できないポポロに配慮した設定だと思われるが、指輪も最大で6つまでしか特殊能力を付けられないため、取捨選択を迫られることになる。 「仮に盾の種類を多くしたらポポロがもっと難しくなるから仕方ない」「盾の種類が少ない分、剣と指輪に合成の壺を回せる」という捉え方もできるが、バランスが悪いことは確か。ポポロにも盾を装備させろと言いたくなる。 持ちこみなしの異世界の迷宮に登場しない一方で、持ち込みありダンジョンでは実用性に欠ける空気アイテムも多い。シャドーブレイク、うけながしの指輪、マルチアローなど。 常時鈍足になる「見切りの指輪」や「魔封じの指輪」、装備中に1回でもダメージを受けるとふつうの指輪になってしまう「ファイターリング」など、メリットの割にデメリットが大きすぎて使い物にならないレアアイテムも多い。 ワナに関するバランスも悪化。 攻撃のモーションの遅さのせいで「罠チェック」という武器を振って罠を見つけるテクニックが非常にやりづらくなってしまった。結果、罠を発見したのに出現が遅すぎてうっかり踏んでしまうということが多発。 これまでのシリーズにおけるワナというものは、「ワナを踏んだ後の対処法を用意しておく」「ワナを踏んでも大丈夫な状態で行動する」など、プレイヤーにとって様々な処置が取れる「ダンジョンのハプニング性を演出する要素」だった。 しかし本作では、高難易度化により 「ワナを踏まないことが前提」 のバランスになったことで、結果的に素振り歩きを強要されることになり、 非常にテンポが悪くなってしまった。 特に、「地雷」を踏んだだけで大事な仲間モンスターを失ってしまうポポロ編が顕著である。 ポポロ編での地雷ほど致命的ではないが、装備品に害を与える「封印のワナ」「弱化のワナ」も鬱陶しい存在。これらのワナを踏むと、武器・盾・指輪の特殊能力が一時的に無効な状態になってしまう。封印や弱化を解除するには、該当する装備品を身に着けた上で敵を数回殴る・または数回殴られる必要があり、踏む度にかなりの手間がかかる。こういった面倒な事態を避けるためにも、ワナチェックの重要性はさらに上昇している。 クリア後のダンジョンでは入る前に自動的にセーブする仕様であるため、 倒れた時にリセットしてアイテムを取り戻す方法が効かない。(中断せずリセットすると失敗扱い) 安易なリセットによる緊張感の低下を防ぐ仕様なのは明白だが、 停電などの故意のリセットでなくても冒険が終了してしまう。 これは最近のシリーズにも言えることではあるが。 今作は失うと再入手困難な装備品(クロウアンドレア、石像よけの指輪など)が多く、苦労して手に入れたそれらのアイテムを失った時の虚無感は計り知れない。 前述の理不尽死の存在もあってか、この仕様により「鍛え上げた装備を思う存分試すコンセプトのダンジョンであるはずの不思議の宝物庫に装備を持っていけない」というジレンマが発生してしまう。 シナリオは売りにされていたものの、どこかにあるような話であり普通。悪い点も良い点もなく非常にシンプルなシナリオであり、空気と化している。 元々不思議のダンジョンシリーズは、シナリオよりもゲーム部分を大きく楽しませることがポイントであるので、大した問題ではないが。 また、そうでなくても後半の展開(ヘルジャスティス編のくだり)は中々緊張感があるものとなっている。シナリオ自体の出来は悪くはなく、RPGとしてはそこそこ。 本家ドラゴンクエストのような冒険を導入したことで、「不思議のダンジョンのシステムを使用したドラクエの一種」と考えられなくもない。その場合はそれなりに長いシナリオや複数の街が存在することは評価点とも考えることができる。 シナリオ重視の志向は、後の『ポケモン 不思議のダンジョンシリーズ』で昇華されていくことになる。 ポポロの仲間コマンドについて 仲間の命令にはターンを消費せずにできる。言い換えれば 「面倒でもこまめに変更したほうが得」 という仕様なのでチマチマ命令を変えることになり、テンポの悪さを助長している。次作の『少年ヤンガス』ではターンを消費するようになった。 同様に仲間コマンドで仲間モンスターにカーソルを合わせると、その仲間の位置がわかるのだが、その位置が未踏破の部屋だった場合、踏破した扱いとなる。すなわちターンを消費せずに索敵が可能なので「面倒でもやったほうが得」な仕様なのでやはりテンポの悪さにつながっている。 「ターンを消費せずに手間を増やすことで有利になるシステム」はローグライク系によくある仕様だが(商品の値段チェックなど)、今作ではただでさえ悪いテンポを更に悪化させている。 「足踏みバグ」の存在。 これはアイテムの「装備」「飲む」「投げる」といったコマンドの代わりに「足踏み」というコマンド1つしか表示されず、実質そのアイテムが使えなくなるバグの事。 発生報告は少ないが、手持ち・倉庫のアイテム問わず発生する上に発生条件と解除方法が未だに不明というとんでもないバグである。 「不思議の宝物庫」に出現する一部のモンスターのステータスが手抜き。 LV1の"キングスライム"と"スライムベホマズン"のステータスが全く一緒、"ゴールデンスライム"と"スライムエンペラー"と"プラチナキング"は各ステータスが1ずつ違うだけ、"エビルエスターク"は"こうてつまじん"よりHPが10高いだけで特殊能力や出現階層もほとんど変わらないなど。 そのため、"メタルスライム"のほうが"プラチナキング"より守備力が高いという事態が起こってしまっている。倒しにくいことに変わりはないのだが… 賛否両論点 クリア後の99階ダンジョンのバランス 歴代同様、クリア後に重点が置かれたこのゲームだが、全く質の違うダンジョン構成になっており、それぞれトルネコ編とポポロ編で挑むことになる。 数も多いため、評価できる点でもあるが、前述した通りの難易度の高さを更に濃くしたような超難度ダンジョンもチラホラある。 + クリア後の99階ダンジョンの説明 封印の洞くつ LV1から、持ち込みは10コまで、ポポロは仲間モンスターも連れ込み可(仲間のLVはそのまま) モンスターは異世界や宝物庫ほど凶悪ではなく、道具持ち込みも可能なため油断しがちだが、決して簡単というわけではない。本編クリアそのままの装備や仲間モンスターで挑めば、まず間違い無く返り討ちに遭う。 一方で鍵のかかった扉、このダンジョンの店でしか手に入らないアイテム、壁に埋まったアイテムの宝探しなど、やり込み要素は十分。ロトの剣、ホワイトクロス、ベビーフォーク等ここでしか手に入らない装備品も存在する。何度も挑戦する価値のあるダンジョンである。 異世界の迷宮 LV1から、持ち込み不可、仲間モンスター連れ込み不可。俗に言う「もっと不思議のダンジョン」である。 歴代最大の難易度をもつ「もっと不思議のダンジョン」と言われている。一方でその難易度の 「質」 については賛否両論分かれている。理由は後述。 そしてもうひとつ厄介なことに、 「異世界の迷宮と似ていて難易度の低いダンジョン」は存在しない。 他のダンジョンで訓練してコツを掴むこともできないため、特に不思議のダンジョン初心者には極めて厳しいのだ。 不思議の宝物庫 持ち込み自由、LV引き継ぎ、仲間モンスター連れ込み自由 異世界の迷宮がもっと不思議歴代最難関であれば、こちらは持ち込み自由ダンジョン歴代最難関だろう。 地面にアイテムがほとんど落ちておらず、壁の中から採掘するか店で買うしかない。ゆえに、壁に埋まっているアイテムや鍵で開けて手に入るアイテムはやはり珍しいものばかりであり、宝物庫の名を冠しているとだけあってガンガン壁を掘って探すだけの価値があると言える。 さらに 51階以降の魔物は爆発的に攻撃力が上がっていき、まともな盾では耐えられない。 少なくとも、封印の洞窟がギリギリクリアできる程度の盾では耐えられないし、さらに最強装備で固めても弱化のワナ、マダンテ、ルカナンといった気の抜けない要素が多い。 そして敵は守備力も異常に高く、LV最大最強装備でもなかなか倒せない。守備力を下げる手段か固定ダメージを与える手段がないと、倒すのは困難。 そのため、「持ち込み可ダンジョンは簡単」という固定観念をぶち破った難易度である。 盾の装備できないポポロは、HP最大でも通常攻撃でオーバーキルされる。その代わり、そのような魔物を仲間にできれば大きな戦力UPになる。 非常にLVが上がりにくい魔物ばかりのため、LVが高い状態で仲間にできたときの価値は大きい。 まぼろしの洞くつ 持ち込み不可、LV1から、仲間モンスター連れ込み不可。 敵を倒しても経験値がもらえない。LVを一切上げることができず、基本的にひたすら逃げ回るしかない。 『シレンGB2』にもほぼ同じ条件の逃げダンジョン「壺の洞窟」があったが、まぼろしでは遠距離攻撃持ち、角抜け攻撃持ち、倍速行動、キメラなどのかっとび移動をする敵が定期的に出るため、壺の洞窟と比較しても理不尽な要素は多い。 ポポロではモンスターを仲間にできず(というかまず倒せない)、巻物も読めないのでトルネコで挑む方が圧倒的に有利である。ただ、ポポロはトルネコより敵の追跡を撒きやすいので完全下位互換ではない。 3D化の影響でテンポが悪くなった影響をもろに受けやすいダンジョンで、ワンミスが死に直結するので、罠チェックなどを普段以上に慎重に行わなければならない。一部の罠などを踏むと即詰む事もある。 「爆発の指輪」が手に入るとモンスターを爆破で倒せるようになるため、難易度が大きく下がる。 逆に爆発の指輪が手に入らなければクリア不可能と言われることも。 経験値が入らず店もないため、取りたてて稼ぎを必要としない。そのため失敗してもショックが少なく、またやってみようという気になりやすい。 今作特有の理不尽さが逆に許せるダンジョンともいえる。 ハードルが高いと思われがちだが、他3つに比べると気軽に挑めるダンジョンであり、意外とハマった人も多いのでは。 そして今作を評価したり語る上で最も欠かせない要素が、シリーズ恒例の「もっと不思議のダンジョン」にあたる「異世界の迷宮」である。 歴代「もっと不思議」の中で一二を争う難易度の高さで、そして従来のもっと不思議とは特徴が異なる点が多い。 + 異世界の迷宮の解説 救済措置のなさと理不尽要素 従来のもっと不思議には、ゲームが苦手なプレイヤーでもクリアしやすくなる要素が用意されている場合が多かったが、今作にはそれらが一切ない。 それどころか、「透視の指輪」や「とうぞくの指輪」、「妖剣かまいたち」などシリーズ恒例の便利アイテムも一切存在せず、合成モンスターも出てこないため、常に厳しい立ち回りを必要とされる。 有用なアイテムとして名高いニフラムの巻物(『シレン』で言うところのジェノサイド・ねだやしの巻物)は存在するが、特定の階層以降でなければ出現しないうえ(そもそも、そこまで辿り着けない事も多い)に、出現率が大変低いため、救済措置としてはあまり機能していない。 一応、白紙の巻物という救済措置はあるものの、一度読んだことがある巻物でなければ書き込んで使用できない。 敵の特技を防ぐ装備もほとんど出てこないため、道具の消費で対処することがかなり重要になった。 ただ、透視の指輪に関しては「敵の先制を防げる」「嫌な特技持ちの敵を事前に対処できる」「敵との戦闘機会を減らせる」「敵に囲まれにくくなる」「モンスターハウスの位置を把握できる」と他の指輪が霞むほどの強力な効果があるので、廃止されたのはやむなしという意見も多い。事実、評価の高い『トルネコ2GBA』の「もっと不思議」や『アスカ見参』の「裏白蛇島」でも、透視は出てこなかった。 アイテムに化けているモンスター 「ひとくいばこ」の大幅強化。 前作ではミミックと同じ能力だったが、本作では 「使うまでは正体がわからない」 という能力にパワーアップ。 世界樹の葉やピンチを切り抜けるアイテムがひとくいばこだったので死ぬ という事態が頻発した。本作の理不尽要素として名高いものであり、これが原因でやる気が失せたというプレイヤーも少なくない。 このため、名前のみ識別されている状態の草・種は呪いの仕様によってさらに頼れなくなったし、杖は拾ったら振って確認するというプレイが必須になった。 また、矢など拾うと数がまとまるアイテムを持った状態で、 矢となったひとくいばこを拾ってしまうと、その矢がすべてひとくいばこになってしまうことも。 出現階層は6~79F。序盤は盾があろうがなかろうが致命傷になる威力の攻撃をしてくる。この長い間、ずっと「拾ったアイテムがひとくいばこかもしれない」と思わなければならないのも、本ダンジョン自体の難易度の高さもあってプレッシャーとなる。 『シレン』のンドゥバ系やかさタヌキ系も同能力を持つが、ンドゥバは拾おうとすると正体を現す(本作のミミックと同じ)、かさタヌキは階段を下りると正体がわかったので理不尽さはややマイルドだった。ただし、ンドゥバは『アスカ見参』の裏白蛇島(もっと不思議ポジション)で1Fから出現していた経験がある。 敵の配置とステータス・ダンジョンの構造 視界の仕様変更と結びついたモンスターの攻撃力。 大抵の場合、20Fに辿り着くまでに攻防優れた「ゴーレムLv2」に圧倒されて死ぬ。このように序盤から高い攻撃力を持つモンスターが多く、ワンミスが死に直結しやすい。 28Fから視界が狭くなり、それと同時にモンスターの攻撃力が落ち着いてくる。50Fごろから攻撃力に加えて経験値も上がってくるように。このため、一応はバランスが取れた設計になっていると言える。 この関係か、特殊能力は一緒でもステータス的に下位互換のモンスターが後々高レベルになって登場するという、些細ながら独特なモンスター出現テーブルをとっている。 「レベル継続システムのせいでレベルが上がりにくい」という批判もあるが、先制されずに進めばレベルを底上げせずとも進めるバランスである。 一方、通路の視界変更のせいで攻略しにくくなったとも言える。ダッシュができないためにテンポの悪さに拍車をかけたのも痛い。 なんと、大部屋モンスターハウスが必ず出現するフロアが4つもある。 20Fはドッグスナイパーのレベルアップ、40Fはげんじゅつしの杖によるたらいまわし、70Fは殴り合いができないようなメンツが揃い、81Fのはスターキメラの包囲→キラープラスターのルカナン→ようじゅつしの杖振りなど死が波状的に迫ってくる。 単純に殴り合うことは不可能なため、これらに対応できるアイテムがないと詰む可能性も高い。トルネコなら巻物や大砲の弾などのアイテムがあるが、ポポロは草の神の壺かおおめだまの特技くらいしかない。そうでなければ壁際に仲間でバリケードを作って待ち構えるか、逃げるしかない。 異世界ポポロについて ポポロで挑んだ場合、驚くべきことに同じダンジョンでありながらトルネコとは全く違ったバランスに仕上がっている。ある意味芸術的。 ワナや石像、開幕大部屋を含めたモンスターハウスに気をつけるのはもちろんのことだが、避けきれない可能性は常にある。このため、常時仲間が全滅する可能性を持ちながら行動することが必須となる。特に中盤以降は全滅すると立て直せない可能性が高い。 仲間モンスターは実用性が高い者と全く役に立たない者に分かれており、両極端。 加入したら加入したらで育成させる必要があるのはもちろん、途中途中に登場する強力な仲間モンスターもその都度勧誘して育成する必要がある。 ホイミによって空腹状態を半永久的にしのげるホイミスライムや、部屋全体に混乱攻撃ができるおおめだまを加入できれば楽になるが、その分ステータスに難があるという弱点も。 トルネコ以上に覚えるテクニックも多い。仲間が大量にいる時は使わないのを部屋において「待機組」を作るのがセオリーだが、遠距離攻撃を使ってくるモンスターがいる階は配置を考えないと死ぬし、爆発するモンスターやバーサーカーがいる場合はより考える必要があるなど。 2回の大部屋モンスターハウスを突破して41F以降に足を踏み入れても、そこからの難易度は筆舌に尽くしがたい。 浮遊ゾーン(41~45F)は視界が無制限で壁がない構造となっている。開幕部屋におおめだまがいたら最後、部屋全体のにらみつけ攻撃で仲間が混乱→殴られて死となる。運良く切り抜けられてもメイジキメラやヘルゴーストが突っ込んできて死ぬ。 水ゾーン(46~50F)は水路だらけで水系モンスターが多く登場するが、水路にいるモンスターには攻撃が届かないのが厳しい。岩とびあくまやグレイトマーマンも怖い。さらに石像が多いので仲間が消滅する確率も高い。 爆ゾーン(66~70F)は、爆弾岩にリビングハンマーと爆発してくるモンスターが2種類もいる。よって仲間が爆死する。即降りしないと話にならない。 81F以降は魔窟と呼ばれている。登場するモンスターがどれも危険なのはもはや当然だが、ランガーやキラープラスターが魔法を無効化してくるため、ただでさえ手段を持たないポポロは手詰まりになる可能性が高い。 異世界の迷宮でしか仲間にならないモンスターは6種類いるが、特筆すべきは90F以降に登場するダースドラゴンである。 仲間モンスターを全滅させるのに充分な能力を持つ上に、素の状態で仲間にできる確率は1%未満。捕獲するのも逃げるのも一苦労。 『アスカ見参』のアークドラゴンとは異なり、仲間になってもフロア中の敵に炎を吐いてくれるので、仲間にする労力に見合う強力なモンスターとなっている。 + では、異世界ポポロの片鱗をご賞味ください。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2429895http //www.nicovideo.jp/watch/sm2430024 異世界の迷宮総評 以上のように完全にコアユーザー向けである。従来作に比べ大味さは大きく薄まった一方で、己の知恵と経験が大きく試されるという意味では、この路線の方がバランスが取れているという声もある。 安易な抜け道や救済措置の存在に否定的な者、縛りプレイを強要されたくない者、低階層でクリア確定といった状況になってほしくない者も多く、そういった者達が本作を支持しているのも事実である。 この「異世界の迷宮」の完成度は非常に高くたくさんの廃人を生み出したことで有名であり、これ単体の攻略Wikiまで存在するほど。 その一方で、難易度の上げ方を間違っているなどという批判もある。前述の批判の源としては、従来の作品のクリア後ダンジョン群と比べて、純粋な難易度の増加に加え有益アイテムやモンスター、仕掛けの出現が大きく規制されたことによる「安定感・自由度・逆転要素の低下」も加わっているのが大きな要因のひとつと思われる。これは本作以前のナンバリング作品において、強力なアイテムやテクニックを駆使してパワープレイも嗜んできた層にとっては、難易度の高いプレイができる一方、そういった遊び方がしづらい点が引っかかるところだろう。異世界の迷宮のバランスの方向性を支持するか否かで、この作品の評価が大きく変化すると言える。 従来作では「浮かれていたらワンミスで呆気なく死亡」というのが多かったものの、本作では「ジリ貧に追い込まれて頑張った挙句死亡」「開幕モンスターハウスに対処できるアイテムが全く無くて死亡」「開幕に石像がたくさん設置され、なすすべ無く仲間が壊滅」といったプレイヤーの腕に関係ない理不尽死も多く、バランスの悪いゲームと認定するプレイヤーも多い。 評価点 ダンジョンの個性 レベルが継続するようになったことから1Fからでも能力の高いモンスターが登場できるようになったため、ストーリー上で辿るダンジョンについてはより多彩なモンスターに会えるようになった。 地下水路をテーマとしたダンジョンに水系のモンスターが多数登場したり、ゴールまでの階層が短い代わりに階段を一つ通るだけで登場モンスターが総入れ替えになったり等のラインナップが設定されることにより、ダンジョンが変わっても階層ごとのモンスターは似たり寄ったりになりやすいということが無くなっている。 仲間モンスターの個性 作中に登場するモンスターはラスボス一体を除いて全て仲間にでき、バーサーカー以外はダンジョン内で話しかけることができる。 186種の全ての仲間にデフォルトネームと、固有のセリフ8種類(HP多、HP中、HP少、Lvアップ時がそれぞれ2パターン)が存在する。これは中々のボリュームである。 『ドラゴンクエストモンスターズ』ですらモンスターとの会話は性格を表現した汎用セリフしかなかったため、これだけのモンスターに専用セリフが用意されていることはモンスター好きにとってはたまらないポイントである。 エリミネーターの「エミリー」、あやしいかげの「あやか」のように、デフォルトネームによっては女性口調で話す仲間モンスターもいる。前者に萌えられるのは相当な上級者だろう 仲間としての実用性はなくとも、はぐれメタルやメタルキングなどの希少なモンスターを入手する楽しみ方もできる。 気が遠くなるほど確率が低いものの、最強の店番ガーゴイルも仲間にでき、パーティーに加えた時の満足感は言葉にしにくい。 モンスター闘技場 ドラクエシリーズにあった闘技場が、不思議のダンジョンの戦闘形式でカジノに登場。 トルネコでは、本家シリーズと同様にカジノ側が出場させたモンスターの中から誰が勝つか賭けることになる。 同時に最大10体のモンスターの対戦になることもある上に、石像やワナで強豪モンスターがあっさり退場する大番狂わせを巻き起こすこともあり、適当に賭けて見ているだけでも楽しい。また、「自分以外のモンスターを全滅させる」だけでなく「30ターン生き残る」ことでも勝利となるため、"メタルスライム"のような逃げ回るモンスターにも活躍のチャンスがある。 ポポロでは、自分が仲間にしたモンスターを出場させて、カジノ側のモンスターとチーム戦形式で戦わせることができる。 こちらもやはり、自分が手間をかけて育てたモンスター達が勝った時の喜びはひとしお。ただし、敵全員に混乱や目潰しの状態異常を仕掛ける"おおめだま"や"プラズママウス"がどちらかのチームにいるとほぼ一方的な試合になってしまうなど、対戦バランスはやや大味。 ストーリーをある程度進めた後で拠点の町にいる時にしか遊べないが、ダンジョン挑戦の合間の息抜きとして好評。 モンスター闘技場での通信対戦 メモリーカードやパスワードによってポポロで育てたモンスターを他のユーザーと戦わせることができる。この手のローグライク系で対戦要素は非常に珍しい。 公式ファンブックでは、これを利用した制作スタッフ間でのトーナメント戦も開催された。 パスワードも掲載されているため、スタッフが編成したチームに挑むこともできる。 アイテム交換所 メモリーカードを使用することで、他のデータとアイテムをやりとりすることができる。 レアアイテムであるクロウアンドレアをロストしたため、それを交換するために別メモリーカードで冒険を始めたプレイヤーも多いのではないか。 データ複製などの手段は厳重にガードされているため、アイテム増殖といった不正には利用できない。 と思いきや、この交換所のボックスに入れることで、本来一つしか手元に置けない宝部屋にあるレアアイテムを複数入手する裏技も存在する。 装備の名前を変更できるようになった。印を合成した武器、盾、指輪には自由に名前が付けられる。 トルネコシリーズに登場しない「てんくうの剣」「トルナードの盾」「ゴスペルリング」といった名前も付けられる。 攻略本にて登場した「マ剣きずぐされ」は一部でカルト的な人気を誇っている。 ある意味このゲームの真骨頂、バリナボチャレンジモード 一度クリアしたあとに新たなセーブデータで選べるモードだが、これを選ぶと冒険に失敗したりリセットしたら最初の村(バリナボ)に戻され、しかも全てのイベントや倉庫がリセットされる。早い話が、セーブデータが消える事とほぼ同義と思っていい。 しかも力尽きても復活できる世界樹の葉が入手不可能という追い打ち仕様。一応ダンジョン外の店では売っているが、その店を利用できるのはエンディング後。常に細心の注意を尽くし、少しでも危険を感じたらリレミトの巻物で脱出しなければならない。 こんな地獄の一丁目のようなルールで異世界の迷宮やまぼろしの洞窟をクリアした人が世の中にはいるというのだから驚きである。このモードも廃人を生んだ理由のひとつに違いない。 総評 今作はドラクエシリーズとしては異例なほど非常に高い難易度であった。本編以降も含めて全てが歴代最難関と言われる難易度であり、ライトユーザーにとって非常に受け入れ難いものとなっていたため、ライトユーザーから「理不尽なマゾゲー」と見なされ、激しい批判を浴びてしまった。 『シレン』シリーズなどをやりこんでいる上級者ファンから見ても、難易度の方向性の違いにより「徹底的に調整されたバランスで大変な好評」、あるいは「過度の締め付けで自由なプレイスタイルを奪った」と賛否両論の意見が噴出することとなった。 裏を返せば、極めさえすればそれに相応しいやりごたえであり、バリナボチャレンジモードも含めて一生遊べるという元来のコンセプトに最も合致しているゲームともいえる。 マゾいマゾいと言われながらも、ポポロ異世界やバリナボロサなど敢えて不利な条件でのクリアを目指すことにやりがいを感じるプレイヤーが出てきたことからも、今作がただの理不尽にとどまっているわけではないことが窺える。 しかしながら、ストーリーの長さやインターフェースの劣化、テンポの悪さなどの擁護の余地のない問題点が多いこともまた事実で、高い難易度の本作のやりこみに没頭できうるだけの快適性が欠如している事が、賛否両論の本作における否定的意見の方に大きく影響してしまっているのも否めない。 本作のダンジョンやシステム自体は、確かに魅力的なものが多い(従来よりもシステムやダンジョンに革新性があり、少なくとも製作者の熱意は感じられる)のだが、全体的に調整不足(まともにテストプレイを行っていないように感じる場面が多い)が目立ちすぎて、作りこみの甘さや、それらを総合した結果、参入障壁が高くなりすぎ、初心者を置いてけぼりにしたという批判が多く、製作者の意図とは真逆の難易度(本来、低難易度になる予定だった)となってしまい、どの要素も裏目に出てしまったのが残念でならない。 本作を総括すると「本作の高難度ぶりが肌に合い、なおかつテンポの悪さに耐えられる人にとっては1000回遊べるRPG」といった感じであろうか。 余談 本作に対する評価が影響したかは不明ではあるが、『トルネコ』シリーズはこれ以降続編が出ていない。 公式がシリーズ終了とアナウンスしたわけではないが、次回作では主人公がヤンガスに交代したこともあり、本作をもって『トルネコ』シリーズは終了したと考えるファンが多い。 本作におけるインタフェースの劣化は後のシレンシリーズにも引き継がれてしまい、特に『シレン3』ではその他多くの問題点が継承され、悪化してしまった。 このことにより、「『トルネコ3』のせいで『シレン』シリーズが崩壊してしまった」と主張するシレンファンが出てしまう始末であった。 本作の特徴の一部(レベル継続、店の仕様、仲間モンスターなど)は『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズに継承されたが、難易度の低下・独自システム導入・ポケモン選択によるプレイヤー自身での難易度調整の余地の拡大などにより改善の傾向を見せている。 ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス ~不思議のダンジョン~ 【どらごんくえすときゃらくたーず とるねこのだいぼうけんすりーあどばんす ふしぎのだんじょん】 ジャンル ローグライクゲーム 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 128MbitROMカートリッジ 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 チュンソフト、サンテック 発売日 2004年6月24日 定価 5,980円(税抜) 判定 賛否両論 概要(GBA) GBAで発売された移植作。ハードの性能の制約ゆえ、グラフィックは3Dではなく前作『トルネコ2』のような2Dで製作されている。 GBA版『トルネコ2』同様にバランス調整がされた他、GBA版オリジナルダンジョンがいくつか追加されている。 主な変更点(GBA) 広かったマップが従来のシリーズ同様、1画面で収まるくらいに縮小された。 それに伴い、モンスターの発生頻度が抑え目になっている。敵との戦闘機会が減る代わりにレベルアップしにくくなった。 GBA版『トルネコ2』ではできなかったマップの常時表示も可能になっている。設定で切り替え可能。 2D化に伴い、テンポが大幅に改善されている。 全体的なアニメーションの短縮の他、壺に道具を複数入れたときにもアニメーションを入れずメッセージのみで素早く済ませるようになっている。 ただしホイミスライムの特技など、ごく一部だがテンポが悪化してしまったモーションもある。 シレンシリーズからテーマ別モンスターハウス(特殊モンスターハウス)が輸入されるなど、移植にあたり新要素が導入されている。 テーマ別モンスターハウスは異世界の迷宮など、持ち込みなしダンジョンでも登場する。ハウスでの出現モンスターに関してはその階のモンスター分布の影響を受けないため、運が悪いと序盤で最深層に登場するモンスターと遭遇することもあるなど危険度が高い。 その反面撃破できれば大量の経験値が得られる他、ポポロでは苦労して異世界の迷宮の最深層まで行かなくても"ダースドラゴン"を捕獲できるようになったなど、リターンも多く一概に不利なだけのシステムとは言えない。 パズルダンジョンはシステムの変更によって問題が変更されている。 前作『トルネコ2』に登場していながらPS2版『3』に続投しなかったモンスター、スライムナイト・メタルライダー・フレイム・ブリザードが追加された。 但し、いずれも敵としても味方としてもそれほど強いわけではなく、出現するダンジョンも限られておりインパクトに欠ける。 バランス面については、全体的に難化方向への調整が目立つ。 水上にいるモンスターに攻撃が通るようになったが、水上にいる水棲モンスターはターン終了時にHPが全回復するようになった。 モンスターが味方を倒して強化されても赤色に点滅しなくなったため、同士討ちで強化された"バーサーカー"などの危険性を判別しにくくなった。 杖を使う敵が強化され、寝ている等の状態異常でない限り、トルネコが視界範囲外にいる時にもあらゆる杖を振ってくるようになった。 特に「きとうし」と「ようじゅつし」は補助呪文系の杖を駆使しプレイヤーの見えない場所で他の敵をドーピングしまくってくるため、『アスカ見参』の「デビルカンガルー」を彷彿とさせる凶悪モンスターへと変貌を遂げている。 一部のダンジョンで「変身の巻物」で変身できるモンスターの種類が増えた。しかし、鉄板だった"シャドー"に変身できる可能性が減ってしまったため、使い勝手はむしろ悪くなっている。 その一方で、『まぼろしの洞くつで「変化の石像」が出なくなった』『マダム・グラコスのバザーにルーラで行けるようになった』など、易しくなった面も見られる。 エクストラモードの追加 エンディングを見た後で新しくセーブデータを作るときにエクストラモードを選ぶことができる。 ストーリーは無く、ロードと同時にダンジョンを選ぶ。ひたすら挑むのみで、倉庫もない。また、ハイスコアにも記録されない。 ダンジョンを選ぶときに「トルネコ」「ポポロ」「トルネコとイネス」「トルネコとロサ」の4パターンからプレイを始められる。 つまりトルネコも仲間の助力が得られるが、ロサは前述の通り性能が終わっているし、イネスも厳しい。彼らが死んでもゲームオーバーになる。仮にトルネコとロサで挑んだところで、本編と違い特典等は一切無いためただの苦行となる。攻略本で「GBA版最大のウリというかムリというか」と書かれる始末。 ダンジョンは以下の中から選ぶ。 新界の試練 異世界の迷宮の難易度をやや低くしたもの。全99階。 封印の試練 封印の洞窟の難易度を低くしたようなもの。全30階。 異世界の試練 これも異世界の迷宮に似ている。全50階。異世界の訓練にはもってこい。 まぼろしの試練 まぼろしの洞窟に似ている。全50階。 早い話が、クリア後ダンジョンの難易度を低くした訓練所のような存在である。 アイテムコレクターには「せっかく持ち帰ったアイテムが消滅…」となるため不向きだが、「いきなり99階はちょっと…」という人にはおすすめである。 問題点(GBA版) 上記に書かれている「とじこめの壺投げ」を始めとした理不尽なゲームバランスは、ほとんど改善されていない。 4匹以上味方モンスターを連れているとき、通路に入るとポポロを認識せず仲間がはぐれてしまうようになった。 「トルネコは石像を押して動かせる」「ポポロはトルネコよりモンスターの追跡を撒きやすい」といった、PS2版にあったプレイヤーキャラの長所が削除された。 特に後者の仕様変更によって、ポポロでまぼろしの洞窟に挑むメリットが完全に無くなってしまった。だからこそポポロでクリアするロマンもあるのだが。 ある程度仕方ないとはいえ、操作性に難がある。 ナナメ移動する際にはボタンを押しながら方向キーを押す必要があるのだが、このボタンを押して離すとキャラの向きを変えることができる機能に切り替わるようになっている。 このため、向きを変えて攻撃しようとして誤って歩いてしまう、罠チェックしたのに誤って罠のあるマスへ歩いてしまう、などPS2版と比べて操作ミスの危険性がとても高くなっている。 カジノのモンスター闘技場以外の遊びが削除されている。 体重自慢大会もない。それに伴い、アイテムの重さも削除された。 福引もないため、景品だったバイキルトの巻物・スカラの巻物や白紙の巻物の入手機会が減った。 バリナボチャレンジモードの更なる難化 世界樹の葉だけでなくリレミトの巻物も一切手に入らなくなった。 結果、1発クリアが前提となり、「 入ったが最後、クリア達成かさもなくば死あるのみ 」という更なる鬼畜ステージと化してしまった。どこまで苦しめれば気が済むのだろうか……。 セーブデータ数が2つに減った。さらにエクストラモードは、ストーリーもハイスコアも倉庫もないのにセーブデータを1つ使う。 本作には「通常モード」「バリナボチャレンジモード」「エクストラモード」と3種類のモードがあるが、セーブ領域は2つしかない。1つが通常モードでもう1つをエクストラモードにしたら満杯となってしまう。もちろん、バリナボチャレンジモードを無理にやる必要はないのだが。 他のセーブデータとのアイテム交換が削除されている。携帯機だからこそ、他のプレイヤーとの通信機能の価値が大きいはずなのだが。 ちなみに、アイテム交換はGBA版『トルネコ2』でも可能だった。 総評(GBA版) 原作の持つストイックな方向性をより強めた移植作品。相変わらず初心者向けとは言えないが、テンポも改善されており快適性は大幅に良くなっている。 その一方で、操作性や味方AIの劣化などからPS2版を好むプレイヤーも多い。どちらを選ぶかはプレイヤー次第と言えるだろう。